大阪駅の新たな広告体験『アカツキ』が金賞受賞
大阪駅の「暁の広場」にて、大迫力の3D広告『アカツキ』が話題を呼んでいます。この作品は2023年に開催された広告電通賞において、応募総数1,178点の中から選ばれた61作品の一つとして、サイネージ金賞を受賞しました。
広告電通賞とは
広告電通賞は1947年に創設された、日本で最も歴史のある総合広告賞です。情報の意義や社会への影響が重視されており、今年の受賞作品には、独自性や高い技術が求められました。『アカツキ』は、その革新的な演出技術によって、この権威ある賞を獲得しました。
『アカツキ』の特徴
この3D広告は株式会社JR西日本コミュニケーションズによって制作され、特にリアルな立体感が特徴です。LEDビジョンが平面型であるにもかかわらず、3D技術を応用し、視聴者が「あたかもヒョウが目の前にいるかのような体験」を提供しています。視聴者の距離や高さに基づき立体感を最も強く感じられるポイントを特定し、光と影を巧みに使った表現により没入感を生み出しています。
大阪駅のランドマークとなる日
『アカツキ』の映像は、大阪駅「暁の広場」を行き交う多くの人々を引きつけ、一瞬足を止めさせるインパクトを持っています。このプロジェクトは、単なる広告ではなく、大阪駅の新たなランドマークとしての役割を果たしています。こうした試みは、同館の認知度を高め、LEDビジョンの価値向上にも寄与しています。
制作に込めた情熱
製作チームは、3Dサイネージに適したL型や湾曲型ではなく、あえてフラットなビジョンで立体感を表現する挑戦を行いました。何度もテスト放映を行い、昼夜で異なる映像を制作することで、視覚だけでなく聴覚にも訴えるコンテンツを完成させました。
トンガルマン株式会社が手掛けたこのプロジェクトは、視覚的なリアリティの追求に加え、臨場感を生み出すための音声効果も取り入れ、観る人を引き込むような体験を生み出しました。大阪駅に訪れる人々に、これまでにない広告体験を提供するこのプロジェクトは、今後の歴史の中で新たな章を刻むことでしょう。
企業情報
この革新的な広告を手がけたトンガルマン株式会社は、デジタルクリエイティブカンパニーとして、VR・ARコンテンツの企画開発を専門としています。大阪市梅田に本社を置き、東京都にも支社を展開。常に新しい挑戦を続けています。今後も彼らの活動から目が離せません。
詳しい企業情報はこちら
『アカツキ』の映像が、あなたの目の前に現れる日をお楽しみに!