大阪市オフィス市場の変化
2025-12-12 15:37:18

大阪市のオフィス空室率が5ヵ月連続で低下!業界の新たなトレンドを探る

大阪市のオフィス市場最新情報



2025年11月の大阪市のオフィス賃貸状況に関する最新レポートが発表されました。三幸エステートの調査によると、空室率は前月比で0.10ポイント低下し、2.24%を記録。これにより、5ヵ月連続で空室率が低下したことになります。大阪のオフィス市場が新たな段階に入った証拠と言えるでしょう。

新築ビルの供給とその影響



淀屋橋エリアでは、今年に入ってから2棟の大規模ビルが立て続けに供給されました。5月に完成した『淀屋橋ステーションワン』はほぼ全てのテナントが確保されつつあり、12月には新たな『淀屋橋ゲートタワー』も完成予定です。これらは再開発に伴うもので、前年実績から戻ってくるテナントが増えることや、エリア内での移転ニーズが高まっていることが寄与しています。

空室率の低下とその要因



空室率の低下の主要な要因は、新築や築浅のビルが中心になっていることです。加えて、優良な立地の既存ビルの空室消化も進んでおり、市場における物件の品薄感が強まっています。特に、大口物件はなかなか見つからない状況で、1フロアあたりの面積が600坪や1,100坪といった大規模なオフィススペースのニーズが高まっています。

募集賃料の上昇基調



賃料面でも、募集賃料は前月比プラス172円で19,481円/坪。これにより、2ヵ月連続での上昇を記録しました。需要と供給のバランスが引き締まり、高品質なオフィススペースを求める企業側からの需要が続いていることが影響しています。賃料の緩やかな上昇は、今後も続く可能性が高く、投資家にとっても魅力的な市場が形成されつつあります。

まとめ



大阪市のオフィス市場における空室率の低下と賃効率上昇は、今後のビジネスシーンにどのような変化をもたらすのでしょうか。企業のオフィス戦略も時代に応じて変化していく中、ますます進化するオフィス環境に注目です。調査データは詳細にわたり、今後も注目される課題となるでしょう。さらなる情報は、三幸エステートの公式ウェブサイトから確認できます。


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