スウェーデン・ナショナルデー
2025-05-15 09:39:05

大阪・関西万博でスウェーデン・ナショナルデーを祝う特別な一日

2025年5月14日、大阪・関西万博で「スウェーデン・ナショナルデー」が盛大に行われました。北欧5カ国が共同出展する北欧パビリオンの一環として開催されたこの特別な日には、55年前の大阪万博に参加したカール16世グスタフ国王が再び会場を訪れ、日本とスウェーデンの深い友情を祝いました。

この日は、午前中にナショナルデーホールの「レイガーデン」で公式オープニングセレモニーが行われました。国王陛下やスウェーデン政府の代表など、様々な関係者が出席し、両国の価値観である「持続可能性」「イノベーション」「創造性」を確認する機会となりました。国王陛下は日本とスウェーデンの長い歴史を語り、「両国は1868年に外交関係が樹立されて以来、150年にわたる協力関係を築いてきた」と感謝の気持ちを述べました。

オープニングセレモニーの後、スウェーデンの人気アーティストが特別なライブパフォーマンスを行い、参加者を魅了しました。スウェーデンの民謡「Uti vår hage」を皮切りに、人気グループの楽曲が披露され、日・スウェーデンの絆を祝う美しい音楽の瞬間が生まれました。

セレモニー終了後には、会場内で「ナショナルデーパレード」が開催され、約80名のボランティアがスウェーデンの伝統衣装を身にまといパフォーマンス。来場者たちが笑顔で迎える中、共に文化を共有する心温まる雰囲気が広がりました。

午後には「スウェーデン・ビジネス・サミット」が行われ、ビジネス界のリーダーたちが集まり、イノベーションや持続可能性についての講演が行われました。基調講演ではノーベル賞受賞の山中伸弥教授が、「科学と倫理、国際協力の重要性」を力強く講演しました。実際のビジネスの取り組みとして、革新を目指すスウェーデン企業「GreenIron」が「パイオニア・プライズ」を受賞し、サステイナビリティに向けた画期的な技術が称えられました。

また、会場にはスウェーデンの文化やテクノロジーを体感できるポップアップイベントも開催され、子供たちが楽しむ教育的なゲームアプリや、音楽制作体験など様々なプログラムが用意されていました。この日、来場者の多くがスウェーデンの魅力に触れ、国王が55年ぶりに再び大阪の万博に訪れたことへの感謝の気持ちを持ち帰ったことでしょう。

カール16世グスタフ国王陛下は、未来に向けた日・スウェーデンのさらなる連携の可能性を強調し、「国際博覧会は新しいコラボレーションを生むプラットフォーム」と述べました。また、日本の代表者も、両国の深い友情を再確認し、今後の関係のさらなる発展を期待しました。北欧パビリオンは、今後もさまざまな体験を通じて未来志向の対話を促進していくことでしょう。

この特別な「スウェーデン・ナショナルデー」を通じて、日本とスウェーデンの強固な絆を再確認し、共に豊かな未来を描く一歩を踏み出す機会となったことを心より祝います。


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