DIR EN GREY『MORTAL DOWNER』特番レポート
DIR EN GREYの新アルバム『MORTAL DOWNER』の発売を記念した特番が、4月24日(金)にニコニコ生放送で放送されました。MCにジョー横溝を迎え、メンバー全員が登場し制作秘話やMVについて語り合う貴重な機会となりました。
アルバム制作にかけた時間とメンバーの思い
特番の前半では、3年10ヵ月ぶりとなるアルバムの制作過程を、メンバーそれぞれの視点から語るインタビューが行われました。当初2025年のリリース予定だった『MORTAL DOWNER』ですが、多くの楽曲があがったため、アルバムの世界観を深める時間が必要だったとメンバーのDieが述べました。
Dieは、前作『PHALARIS』がコロナ禍での制作だったことに触れ、ライヴの実施が可能になったことで、アルバムにもその雰囲気が自然に反映されたと語ります。『MORTAL DOWNER』のテーマとしては、「ダウナー」の言葉が初期の段階からキーワードとして存在していたと打ち明けました。
Shinyaの制作フローと曲作りの苦労
次に登場したShinyaは、自らが作曲した“Bloodline”についての選曲過程を語りました。その際、番号制で仮タイトルを呼び合う中での偶然の選曲があったことを明かし、苦笑いを浮かべていました。それでも、アルバム全体については「今のDIR EN GREYを凝縮した作品だ」という自信を表明します。
京の思いとアルバムの核心
続いて京もアルバムのコンセプトについて語り、曲作りのイメージを初期から持っていたことを明かしました。「ダウナー」というテーマは生きることへのしんどさを表しており、次作はさらに「ダルく」なる可能性も示唆しました。彼の言葉からは、今後の作品に対する期待感が垣間見えます。
Toshiyaの哲学的アプローチ
Toshiyaは、アルバムのプロセスで自己の内面に向き合うことが増えたと述べ、「生きること」との関係を考えることの重要性を強調しました。信じられるのは自分の直感であり、その直感が作品に反映されていると語ります。
薫の思いつきとアルバムの全体像
リーダーの薫は、意外な形で加わった曲“ISOLATION”の経緯を語り、アルバムの全体像がどのように形成されたのかを振り返りました。彼は、聴き手にモヤモヤを与えてもそれが良いものであり、説明しきれない魅力を持つようなアルバム作りが必要だと考えています。
MV初解禁の緊迫感とメッセージ
特番の後半では、ライヴに関するメンバーのインタビューも行われ、特に新曲“MOBS”のMV(Short Ver.)が初めて公開されました。このMVは人間の罪を浮き彫りにする挑戦的な内容で、視聴者からは驚きの声が寄せられました。彼らの言葉には痛みや苦悩が色濃く反映されており、観る者に強いメッセージを訴えかけています。
アルバムへの賛否と次作への期待
視聴者から寄せられたメッセージも取り上げられ、DIR EN GREYの音楽が多くの人々に影響を与えていることが伝わりました。次作の仮タイトルを思わせるキーワードに対し、メンバーは温かいコメントを交わし、ファンへの思いやりを感じさせる場面もありました。
この特番は、アルバム『MORTAL DOWNER』の深い理解を得るためにも、またDIR EN GREYのユニークな世界観を知るためにも、是非視聴してみてほしい内容です。今後の彼らの活動にも期待が高まります。