親の終活と葬儀意識
2026-01-08 11:44:53

親との「終活」対話の増加と葬儀に対する意識の変化を探る

親との「終活」対話の増加と葬儀に対する意識の変化を探る



最近、株式会社エス・エム・エスが実施した「親の終活に関する意識調査」の結果が発表され、多くの示唆に富んだ内容となっています。この調査は、60歳以上の親を持つ1,033人を対象にして行われ、家族とのコミュニケーションや終活についての意識がどのように変化しているのかを探るものです。

調査の概要


調査が行われたのは年末年始の帰省シーズンに合わせた時期であり、家族との親密さが高まるこのタイミングでの結果は動画やメディアの影響も大きいと考えられます。調査の結果、親とのコミュニケーション頻度がやや減少傾向にあるものの、終活については十分に話せているという回答が増加しています。

親とのコミュニケーション


調査では、同居している親との会話の頻度はほぼ変わらないものの、別居の場合は2.7%減少したことが示されました。しかし、終活について「既に十分に話せている」との回答は4年連続で増加しています。これは、親との会話の質が向上していることを示唆しています。

終活について話し合えない理由


アンケート結果によると、親と終活について話し合わない理由として「切り出しにくい、話しにくい」が41.0%を占めています。この言葉からは、親子間の会話の中にまだ解決すべき課題が多いことが伺えます。

生前に話しておきたいこと


特に興味深いのは、親と生前に話しておきたいことのトップが「葬儀」であったことです。従来の調査結果では「介護の希望」が最多でしたが、今回の調査では転換がみられ、葬儀に対する意識の高まりが伺えます。このような変化は、物価高や葬儀費用の負担を軽減したいという親の気持ちから来ていると考えられます。

必要な終活情報


親に対して最低限やっておいてほしい終活として、「相続財産/借金/保険」が27.4%で最多となり、次いで「葬儀」が25.7%を占めています。このことから、葬儀に関する情報や準備への関心が高まっています。特に、喪主経験者からは「葬儀費用の相場」に関する情報を事前に知りたいとの声が多く寄せられています。

情報収集の方法


葬儀を検討する際の情報源としては「インターネット」および「家族・親族からの情報」が同率で25.1%を占めており、現代ならではの情報収集手段の重要性を示しています。特に、病院や介護施設からの情報も重要視されていますが、その割合は低く、家族間での相談が主流であることがわかります。

終活の進捗


親が既に済ませている終活は「墓、納骨先の手配」が最多の19.4%を占めており、今後の終活としては「身辺整理」が22.1%とされています。この結果は、親世代がまず身近な問題から対処し始めようとする姿勢を示しています。

結論


調査の結果、親との会話の頻度は減少しているものの、終活については話が進む傾向にあることが明らかになりました。終活を通して、より一層の親子間のコミュニケーションが求められていることは間違いありません。今後は、葬儀に対する意識の変化や、親の終活を支援するサービスの充実が求められることでしょう。新たな価値観を持った「終活」が、家族との絆を強める一助になることを期待しています。


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