CRF協会会長に就任した大橋昌敬医師
最近、脂肪注入術として注目を集める「コンデンスリッチファット(CRF)」が模倣品の流通によって危険にさらされているとの注意喚起がなされています。この重要な問題の中心には、CRFの普及とその適切な技術の維持に力を入れているTHE CLINICの大橋昌敬医師がいます。彼は、2026年8月18日付でCRF協会の会長に就任し、模倣品の流通がもたらすリスクについて警鐘を鳴らしています。
CRFとは何か
CRFは、自身の体から採取した脂肪を専用のシリンジを用いて、外気に触れさせることなく遠心分離して濃縮したものです。この技術は、脂肪豊胸にとどまらず、顔への脂肪注入やエイジングケアなどに幅広く活用されています。そのため、質の高い脂肪を使用することが、施術の結果に大きく影響を与えます。この過程では、死活細胞や麻酔液などの不純物を除去することが求められ、これを実現するためには、専用の正規シリンジや機器が欠かせません。
模倣品流通の現状
最近の報告によると、CRFの普及に伴い、模倣品と呼ばれる粗悪品が市場に出回っていることが分かりました。これらの模倣品は、正規のCRFシリンジと非常に似ているため、患者が自身の受けた施術が適正なプロセスで行われたかどうかを確認するのが極めて困難です。このような問題に対し、大橋医師は模倣品の危険性を深刻に捉え、患者が安心して施術を受けられる環境作りに力を注ぐことを宣言しました。
CRF協会の取り組み
CRF協会は、正しい技術を広めるために以下の4つの取り組みを行っています:
1.
CRF認証シールの発行
正規にCRF療法を実施する医療機関に対して、認証シールを発行し、患者が安心して選択できるようにしています。
2.
認可クリニック情報の開示
認証シールの偽造を防止するため、正規の医療機関の情報を公開するシステムを導入し、患者が確認できるようにしています。
3.
正規プロセス証明書の作成
施術後に、単独の医療機関で行った正規のプロセスを証明する書面を発行します。
4.
技術指導セミナーの開催
ドクターが正しい技術でCRFを行えるよう、技術セミナーを実施しています。
患者の選択肢
患者は、施術を受ける前に以下の点を確認することが大切です。
1. 医療機関がCRF協会の認可を受けているかを確認。
2. 施術後に「正規プロセス証明書」が発行されるかどうかをカウンセリング時に確認。
3. 施術後には、証明書に貼付されたシリアルナンバーを協会公式サイトで照合することで、正規の施術であったかを確認できます。
大橋医師のメッセージ
大橋医師は、「CRF療法は、正規の機器と定められたプロセスの組み合わせで成り立つ技術であり、模倣品の流通は患者に深刻な影響を及ぼす」と述べ、その対策の重要性を強調しました。患者が安心して治療を選択できるよう努めると同時に、CRF療法を受ける際の注意点を強調しています。
まとめ
CRF協会は今後も、正しい技術の普及に向けた活動を続け、患者が安心して受けられる環境作りに取り組みます。新たに設立された協会公式Xでは、模倣品への注意喚起や、患者からの相談窓口としての役割も果たしています。
特に、施術を検討している方々には、信頼できる医療機関で施術を受けられるよう、ぜひCRF協会の情報も活用していただきたいと思います。