大阪・関西万博を支える次世代モビリティ「eXs」
株式会社カスタムジャパンが、2025年に開催予定の大阪・関西万博において、スムーズな会場運営をサポートする次世代モビリティ「eXs(エクス)」の提供を発表しました。これは、特に会場内のバックヤードでの移動効率を向上させるための取り組みです。
カスタムジャパンの歩みと背景
カスタムジャパンは、大阪を本拠とする企業で、バイク、自転車、自動車のオートアフターマーケット事業を展開しています。1954年から続く老舗の部品商「日本モーターパーツ」を母体に、2005年にカスタムジャパンとして設立されました。これまでの経歴から培われた技術やノウハウは、電動モビリティの開発にも活かされています。
近年、アーバンスタイルの生活様式の変化に伴い、環境に優しい電動モビリティの重要性が増しています。特に「徒歩では遠いが、自転車では困難」といった距離の移動に対して、新たな解決策が求められています。このニーズに応える形で、カスタムジャパンは「未来社会の実験場」としての大阪・関西万博での取り組みを始めることになりました。
「eXs」とは何か
「eXs」はカスタムジャパンが開発した電動モビリティのブランドで、法令の改正や現代のニーズに応じた移動手段を提案します。この電動キックボードは、特に以下のような特徴を持っています。
- - コンパクトな設計:狭い通路や混雑したエリアでも快適に移動可能です。
- - 航続距離:1回の充電で20-25kmの移動が可能で、広範囲の移動にも対応します。
- - 環境に優しい:CO2排出をゼロにすることで、環境負荷を大幅に抑えます。
- - 安全性:前後にディスクブレーキが装備されており、安全運転をサポートします。
- - 法令準拠:改正された道路交通法に基づいて運営されるため、スムーズにイベントでも導入できます。
これらの特性により、カスタムジャパンは大阪・関西万博において、効率的で持続可能な移動を実現します。
万博における「eXs」の役割
開催日程は2025年4月13日から10月13日までの184日間。会場となる大阪の夢洲地区では、バックヤードの効率的な運営が求められます。カスタムジャパンは「eXs」を通じて、スタッフの移動を円滑にし、イベント運営全体の効率を高める役割を果たします。
また、伴って都市や商業施設、工場エリアでもの移動手段の普及を促進し、持続可能なモビリティ社会の実現を目指します。これにより、地域社会に貢献するだけでなく、未来の交通インフラを形成する一助ともなるのです。
会社のビジョンと今後の展開
カスタムジャパンは、その創業以来「次世代モビリティの普及と持続可能な社会の実現」を事業目的としています。電動モビリティ「eXs」を利用した新たな移動の形を提案し続け、快適で環境に優しい都市づくりを進めていく予定です。
ビジネス系テレビ番組「アルバレスの空」では、eXsの特色や会社の理念についても紹介されていますので、ぜひご覧ください。
アルバレスの空の YouTube リンク
今後もカスタムジャパンの取り組みに、注目が集まっています。