日本発国際ソングライティングプログラム「TOKYO SOUND CONTINUUM」始動
日本から世界へ音楽を届けるための新しい取り組みが始まりました。「TOKYO SOUND CONTINUUM」は、日本の新進ソングライターやトラックメイカーを育成する実践型の国際プログラムです。このプロジェクトは、文化庁の助成金を受けており、世界的に著名な音楽プロデューサーやソングライターとの直接的な出会いを通じて、国際共同制作(Co-writing)を促進します。
プロジェクトの背景
音楽市場のグローバル化が進む中、成功する楽曲は単に完成度が高いだけではありません。その背後にある文化的なコンテキストや物語性が求められ、国際市場におねる制作プロセスやビジネス理解も不可欠です。しかし、日本にはそのような実践的な育成の仕組みが十分に整っているとは言えません。そのため、「TOKYO SOUND CONTINUUM」は、楽曲制作から契約、海外展開までを一貫して支援する、日本発の国際クリエイティブ・エコシステムの構築を目指しています。
プログラムの概要
このプログラムは、3年間にわたる段階的な設計となっています。初年度の2026年3月には、東京にて国際共同制作キャンプが予定されています。このキャンプでは、世界のトップレベルのクリエイターたちとの共同制作を中心に、日本の文化や感性を活かしたインスピレーションセッション、国際市場を見据えたビジネスワークショップが行われます。2年目以降は海外での活動を進め、国際的なネットワークを形成していくことを計画しています。
国際アドバイザー陣
本プロジェクトには、ヒップホップやR&B、ポップを専門とする業界のトップクリエイターたちが国際アドバイザーとして関わります。その名を挙げると、RCA Recordsの代表でありHIPHOPシーンでの成功を収めてきたMark Pitts(@markpitts)、Kendrick LamarやAnderson .Paakとの音楽制作で知られるJason “J.LBS” Pounds(@J.LBS)、そしてBeyoncéのグラミー受賞作品に関与したAkil “WorldwideFresh” King(@WorldwideFresh)など、豪華な面々が揃っています。
参加者募集
「TOKYO SOUND CONTINUUM」では、日本のソングライターやトラックメイカー、プロデューサーを対象に参加者を募集します。音楽ジャンルやキャリアの年数は問わず、国際市場での創作経験を積みたい方、業界の第一線で活動するクリエイターと共に挑戦したいと思っている方、持続的なキャリアを築きたいという意欲を持つ人材が対象です。詳細な応募方法や選考プロセスについては、TuneCore Japanの特設サイトや公式SNSでの発表をお待ちください。
TOKYO SOUND CONTINUUM 実行委員会について
「TOKYO SOUND CONTINUUM」は、複数の専門領域を持つ実行委員会によって運営されています。この委員会は、音楽制作や業界のリーダーシップを発揮する組織から構成されています。組織間の連携により、創作から実装までをしっかりと支え合います。
今後の音楽シーンを担う新しい才能が育ったり、国際的なプロデュースが進んだりすることを期待したいですね。興味を持たれた方は、ぜひ特設サイトを訪問し、最新情報をチェックしてください。公式サイトは
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