チョン・ジェイルが描く音楽世界　初来日オーケストラコンサートの魅力とは

チョン・ジェイル初来日の魅力

日本が誇る音楽の新しい風が、2026年2月に東京に吹き込まれます。Netflixの大ヒット作『イカゲーム』やオスカー受賞映画『パラサイト半地下の家族』の音楽を手掛けた韓国の作曲家、チョン・ジェイルが初来日し、オーケストラコンサートを開催します。

音楽の旅が始まる

2026年2月21日、東京文化会館の大ホールで行われるこのコンサートは、「チョン・ジェイル/JUNG JAEIL Orchestra Concert」と名付けられ、17:00の開演となります。この特別な夜に、チョン・ジェイルの音楽がオーケストラと共に新しい命を吹き込まれ、多くのファンに感動をもたらす演奏が行われることでしょう。

チケット情報

チケットは本日、10月21日（火）19:00から先着先行販売が始まり、11月2日（日）23:59までの期間限定で販売されます。
チケッティングは、キョードー東京の公式サイトまたは電話（0570-550-799）からお申込み可能です。

バラエティに富んだセットリスト

チョン・ジェイルは、彼の作品から厳選した楽曲を披露し、多様なジャンルを感じさせる演出を予定しています。具体的には、Netflixドラマ『イカゲーム』の中から8曲、映画『パラサイト半地下の家族』や新作映画『Mickey 17』からの楽曲、さらには彼のソロアルバム『Listen』に収録されている曲も演奏されます。

特に、『Listen』からは、伝統楽器を用いた楽曲が登場し、伝統音楽と現代音楽が交錯するユニークなパフォーマンスを楽しむことができます。これにより、観客は聴覚以上の体験をすることができるでしょう。

チョン・ジェイルとはどんな人物か

彼がどのようにしてこの地位を築いたのか、少しご紹介します。チョン・ジェイルは、映画『オクジャ』や『パラサイト半地下の家族』でポン・ジュノ監督とタッグを組み、繊細かつ多彩な音楽スタイルが話題を呼びました。また、Netflixの『イカゲーム』では、エミー賞にノミネートされ、韓国人初のハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワードを受賞するなど、国際的な評価を受けています。

彼の音楽は、ジャズピアニストとしての経験も活かしており、独自のスタイルを築く一因となっています。このコンサートでは、彼の素晴らしい楽曲を生で体験できるチャンスです。

伝統的な魅力を持つ特別ゲスト

また、コンサートには韓国の伝統楽器を奏でる3人の優れたミュージシャンも参加します。彼らの存在により、音楽の深みが増し、観客はまるで別の世界に入り込むかのような感覚を味わえます。特に、パンソリ春香歌の保持者であるキム・ユルヒや、伝統音楽グループ「ウリソリ・バラジ」のメンバーであるイ・ジュニョンが演奏する様子は、記憶に残る体験となるでしょう。