リアル避難所体験
2025-05-30 08:31:29

泉大津初の「リアル避難所体験」で災害備えの意識を高めよう!

泉大津初の「リアル避難所体験」



公益社団法人泉大津青年会議所が、地域住民の防災意識を高めるために、2025年7月5日(土)から6日(日)にかけて「リアル避難所体験」を実施します。この取り組みは、泉大津市と忠岡町に在住の方を対象にしたもので、参加者は実際の避難状況をリアルに体感することができます。

完全停電・断水のシミュレーション



本イベントでは、参加者が完全停電および断水の状態を想定した中で活動します。この状態での避難所設営訓練や防災食体験、さらには防災に関する講話が行われ、参加者は災害発生時に直面する課題について深く学ぶことができます。特に、避難所設営訓練では、間仕切りテントの設営やトイレの設置を行うことで、実際に避難所での生活空間を確保することの重要性を実感することができます。

防災食体験で非常時の食料の重要性を学ぶ



また、防災食として代表的なアルファ化米を使った料理体験も行われます。普段の食事環境とは異なる中で、非常時の食料確保や防災食の重要性を認識する機会となります。このような体験を通じて、参加者は自分自身で考え、行動する力を養うことが期待されています。

組織の準備と工夫



このイベントを実施するにあたり、実際の災害状況を再現するための準備には、多大な労力が伴いました。市民が保有する避難所用品の量や種類を把握・調査し、それらの保管場所の確認や、必要な機器の輸送方法についての調整を行うことも重要な課題でした。また、開催時期の7月を考慮し、熱中症対策としてスポットクーラーのレンタルが必要かどうかも議論されました。参加者にとって初の避難所宿泊体験となるため、熱中症リスクを軽減することが最優先され、結果としてスポットクーラーを利用することとなりました。

防災用品の持参に関する議論



この体験では、参加者に防災用品・避難所用品の持参をお願いしていますが、持参するべき物のリストを事前に渡すかどうかで迷いがありました。最終的に、参加者自身が何を用意するべきかを考える機会を優先し、リストは提示しないという決定がなされました。災害時に備えて自ら考え、行動する力を育むことが重要視されたのです。

開催概要


  • - 日時: 2025年7月5日(土)16時~7月6日(日)9時
  • - 会場: 住友ゴム工業(株)泉大津工場
  • - 参加対象: 泉大津市・忠岡町在住の方
  • - 参加予定人数: 40名
  • - 申込期日: 6月16日(月)締切
  • - 主催: 公益社団法人泉大津青年会議所
  • - 後援: 泉大津市、忠岡町、泉大津市教育委員会、忠岡町教育委員会
  • - 協力: 泉大津市危機管理課、防災女子部、住友ゴム工業泉大津工場、イノウエ商事

タイムスケジュール


7月5日(土)


  • - 16:00 参加者集合・受付
  • - 16:30 オープニングセレモニー
  • - 17:00 避難所設営訓練
  • - 18:00 夕食(防災食体験)
  • - 20:00 防災講話
  • - 20:30 フリータイム(就寝準備)
  • - 22:00 消灯

7月6日(日)


  • - 6:00 起床、ラジオ体操
  • - 6:30 朝食
  • - 7:30 避難所撤収作業
  • - 8:30 振り返り・アンケート
  • - 9:00 参加者解散

この「リアル避難所体験」を通じて、地域の防災意識を高め、参加者同士が協力し合う大切さを学ぶ機会になればと思います。参加される皆様のご応募をお待ちしております。


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