大阪で織りなす韓日音楽の共鳴
2024年4月20日、大阪の駐大阪韓国文化院ヌリホールにて、韓国と日本の若い音楽家たちによる交流公演が開催されます。このイベントは、韓日国交正常化60周年を祝う特別な機会として企画されており、両国の有望な若手音楽家たちが集まり、友情と芸術を分かち合う場となります。
この特別な公演は、韓国国立釜山国楽院、MIN-ON、そして文化院による共催により実現します。その目的は、音楽の力で国を超えた絆を育むこと。共演する演奏者たちは、それぞれの国の伝統音楽を基盤にし、それを融合させることで新しい音楽の形を創り出します。今回は、韓国より7名、日本より3名、合計10名の若き演奏者が参加します。
出演者の顔ぶれ
韓国側からは、テグム(韓国の横笛)のオ・ギョンソン、ヘグム(弦楽器)のハン・スジ、南道民謡のシン・ジンウォン、チャング(打楽器)のイ・ジンヒが出演します。これに対し、日本からは津軽三味線の浅野祥、25絃箏の本間貴士、和太鼓の坂本雅幸が参加し、それぞれの楽器による迫力ある演奏を繰り広げます。
文化芸術交流の意義
キム・ヘス文化院長は、「若い芸術家たちがこの公演を通じて互いの音楽的感性を豊かにし、国際的なセンスを磨くことを期待しています。また、観客の皆様にも両国の音楽の共通点や違いを楽しみながらご鑑賞いただければ」と述べています。この公演が単なる音楽の祭りではなく、両国の文化交流の象徴として重要な役割を果たすことが期待されています。
公演詳細
公演は、14時と17時の2回行われます。観客には、日本と韓国の音楽の異なるスタイルがどのように共鳴しあうのかを体感できる貴重な機会となります。このプログラムは、音楽を通じて国境を越えた理解と友情を育むことを目的としています。
今後も韓日文化芸術交流のさらなる深化のため、駐大阪韓国文化院では持続的な努力を行い、若いアーティストたちが国際的な舞台で活躍できるように支援を続ける方針です。音楽がもたらす不思議な力で、韓日両国の架け橋となるこの公演、ぜひご注目ください。