いのちのラジオ2025
2024-12-20 13:08:21

阪神淡路大震災30年記念特別番組「いのちのラジオ2025」を放送

阪神淡路大震災30年記念、特別番組「いのちのラジオ2025」



2025年1月17日、阪神・淡路大震災からちょうど30年が経過します。この重要な節目を迎えるにあたり、関西の7つのAMラジオ局が力を合わせ、防災と減災の意識を高める特別番組「いのちのラジオ2025」を放送します。この番組は、あの日の教訓を伝え、未来に向けて防災の知恵を次世代に渡すことを目指しています。

番組の概要


特別番組の放送は、2025年1月17日(金)の20:30から22:00まで。午前の放送は、ラジオ大阪(AM1314kHz・FM91.9MHz/radiko)を中心に、参加する他の各局でも放送されます。出演者には、妹尾和夫さん、山之内すずさん、佐藤翔輔准教授(東北大学災害科学国際研究所)が名を連ね、災害教育に関するさまざまな視点からの分かりやすい解説が期待されます。

番組内容


「いのちのラジオ2025」では、AMラジオ災害問題協議会に関与する7つの放送局が共同で、災害から学んだ教訓や避難の方法を紹介します。各局が取り組む防災や減災の課題には、それぞれの地域に特有の視点があり、各局の個性が幅広く反映される内容が用意されています。特に注目すべきは、阪神・淡路大震災を経験した当時の子どもたちの作文が山之内すずさんによって朗読されることです。この朗読を通じて、災害を体験した子どもたちの素直な思いが聞こえてきます。

また、番組では、過去の災害の教訓をどのように現代に活かしていくかを議論するセッションも設けられ、リスナーの防災意識向上を図る内容となっています。出演者たちは、自らの経験や最新の研究をもとに、リスナーとの意見交換を楽しみにしています。

AMラジオ災害問題協議会について


AMラジオ災害問題協議会は、災害時におけるAMラジオの重要性を広めるために1993年に設立されました。現在の参加局には、ABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ大阪、ラジオ関西、KBS京都、和歌山放送、NHK大阪放送局があり、毎年特別番組を共同制作したり、お互いの制作した防災レポートを放送したりする取り組みを続けています。

出演者のコメント


妹尾和夫さんは、30年前の震災を振り返り、「私たちの心には今も鮮明にその記憶が刻まれています。この教訓をしっかりと次の世代に伝え、同じ悲劇を繰り返さないことが今の私たちの使命です。」と述べています。

一方、山之内すずさんは「震災を経験していない私としても、当時の状況をしっかり学び、経験を次の世代へどう伝えるかを考えたい。」と語り、視聴者と共に学び合う姿勢を強調しました。

終わりに


「いのちのラジオ2025」は、震災から30年経った今、過去の教訓を忘れず、未来に生かすための重要な一歩です。私たちの生活や防災意識を見つめ直す良い機会になるでしょう。この番組を通じて、共に学び、考える時間を大切にしていきましょう。

【ラジオ大阪公式HP】ラジオ大阪公式HP


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