倉庫・物流レポート
2025-01-30 19:00:35

CREが発表した2024年度倉庫・物流不動産マーケットレポートの概要

CRE「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)」の詳細



株式会社シーアールイーがこの度、「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)」を発行しました。このレポートは、賃貸大型倉庫(10,000㎡以上)に焦点を当てて、首都圏、関西圏、九州圏、中部圏の各市場動向を詳しくまとめています。2024年10月末時点のデータをもとに、1,300物件、約48万坪のマスターリース物件の管理運営を行っているCREの豊富なデータベースが活用されています。

各地域の市場動向



首都圏


首都圏においては、旺盛な需要が続いており、需給バランスは安定しています。空室率は9.14%となっており、前四半期と比べて変化は見られません。このことから、需給は均衡を保ち続けているといえるでしょう。

関西圏


関西圏では、需給ともに減少傾向にありますが、需要が減少した結果、空室率は微増し3.68%となっています。前四半期と比較すると、0.18ポイントの上昇となっており、今後の市場の動向が懸念されます。

九州圏


九州圏では、新規供給や既存物件ともにスムーズに消化が進んでおり、空室率は5.28%と前四半期から1.35ポイントの減少を記録しました。こうした動きは、需要の高まりを反映しているとともに、地域の物流インフラが強化されている証とも言えるでしょう。

中部圏


中部圏でも需給は活発で、空室率は13.54%と前四半期比で1.40ポイントの減少が見られます。この地域においても旺盛な需要が続いており、今後の成長が期待されるエリアの一つです。

中小型倉庫の状況



賃貸中小型倉庫(1,000坪未満)に目を向けると、首都圏では事業の縮小や廃業によって退去が増加し、空室率は1.44%となって前四半期比で0.33ポイントの上昇を示しています。この状況は、経済全体の影響を受けていると考えられます。

今後の展望



CREは今後も四半期ごとに市場動向をまとめ、マーケットレポートを発行していく予定です。このレポートは、倉庫・物流不動産に関心のある方にとって実用的な情報源となるでしょう。

本レポートの詳細については、以下のリンクからダウンロードできます。なお、マーケットレポートの取得には無料の会員登録が必要になるため、予めご確認ください。

倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)ダウンロード

CREの概要



株式会社シーアールイーは、国内で約1,600物件、約202万坪(約670万㎡)の物流不動産を管理運営している企業です。60年の歴史を持つ物流不動産の管理専門会社として、安心して利用できるサービスを提供しています。今後も全国での物流施設開発に取り組む姿勢を見せています。

詳しくはCREの公式サイトをご覧ください。


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