ランドセル「NOBLE」がグッドデザイン賞受賞!
2025年度グッドデザイン賞で、「+CEL(セル)」ブランドが展開する革新的なランドセル「NOBLE」が、「BEST 100」に選出されました。この受賞は、株式会社セイバンが手がけたデザイン力と使いやすさの賜物です。
NOBLEの独自性
「NOBLE」は、プロダクトデザイナーの柴田文江さんによる手掛けた商品で、ランドセルの可能性を再定義したデザインが大きな特徴です。従来のランドセルに見られる「かぶせ」部分を省くことで、上部開閉構造が実現されており、子どもたちの学びの場面での利便性が向上しています。
内部の荷物の取り出しやすさも考慮されており、特に低学年の子どもでも扱いやすい設計です。このような使い勝手の良さは、日常的に使用するランドセルにとっては非常に重要なポイントと言えるでしょう。
デザインと色展開
「NOBLE」は、マットな質感の人工皮革を使用し、その外観は落ち着いたカラーリングのレッド、ブラック、キャメル、グリーンの4色が用意されています。各色には、柴田文江さんがデザインしたオリジナルのチェック柄が背面にあしらわれており、見た目の美しさとともに、クッション性や通気性にも優れたメッシュ素材が採用されています。
また、ランドセルの側面には水筒を収納できる折りたたみ式のケースが付いており、子どもたちの熱中症対策にも配慮されています。デザインと機能が見事に融合したこのランドセルは、軽量でありながらもランドセルらしい形状を保持しており、職人の技が感じられます。
グッドデザイン賞審査員からのコメント
審査員からは、ランドセルの根本的な見直しが行われた点が評価され、「使いやすさや軽量化の実現、そしてデザインの美しさ」という三位一体の仕上がりが絶賛されています。特に、かぶせをなくすことで得られるスッキリとした印象は、「NOBLE」を一目でランドセルだと認識させる要因ともなっています。
「NOBLE」が日々の生活に寄り添い、子どもたちの成長を支えてくれる存在として期待されるデザインは、多くの家庭で長く愛用されることでしょう。
展示会のご案内
「NOBLE」は、2025年10月15日から11月23日まで「GOOD DESIGN Marunouchi」にて展示され、建築家の吉田愛さんからもお気に入りとして紹介されています。展示では、ただのランドセルという枠を超え、工芸品のように感じられる温かみを兼ね備えている点が強調されています。
おわりに
「NOBLE」は、子どもたちの大切な時間をともに過ごす仲間として作られたランドセルです。75年以上の経験を持つ職人たちが手掛けたその品質とデザインは、今後の教育シーンにおいても高い評価を受け続けることでしょう。背負うことで得られる安心感と愛着は、子どもたちにとってかけがえのない存在になるに違いありません。
詳細情報や購入については、+CELの公式ウェブサイトをご覧ください。
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