新卒採用における学生の情報収集行動
株式会社OTOGIが発表した2026年版アンケート調査によると、新卒採用における大学生の情報収集行動が多様化しています。この調査は、2026年卒および2027年卒の学生429名を対象に実施され、現代の若者がどのように企業についての情報を集め、就職活動に活かしているかを明らかにしました。
調査の背景
現在の有効求人倍率が高止まりする中で、学生たちの「選職リテラシー」が向上していることが背景にあります。従来の一方向的な求人情報だけでは、優秀な人材を惹きつけることが難しくなってきているのです。学生がどの媒体でどのように情報を集めているのかを理解することは、企業にとって重要な課題となっています。
調査の概要
本調査は、以下の要素で構成されています。
- - 対象: 大学院(修士・博士課程)を含む4年制大学に在籍する学生
- - 回答人数: 429名
- - 調査期間: 2025年12月
- - 調査手法: アイブリッジ社『Freeasy』を使用したインターネットリサーチ
主な調査結果
1. 50%の学生が応募前に情報収集
調査結果によれば、50%以上の学生が応募を考える前に、企業の採用サイトやSNSで情報収集を行っています。また、応募前に家族や友人に相談する学生も15%見られます。このことから、企業は学生だけでなく、彼らの周囲の影響を考慮して情報提供を行う必要があるといえます。
2. 学生の71.8%が複数回情報を確認
さらに、興味を持ってから採用選考を完了するまでの間に、71.8%の学生が少なくとも2回以上は採用サイトやオウンドメディアを訪問しています。これは、彼らが企業の詳細や社風をしっかりと理解したいというニーズの表れです。
3. 面接以外での情報提供が選考中の企業理解を深める
選考過程において企業が面接以外でも情報提供している場合は、43.59%の学生がその経験を持っています。こうした情報は、企業への理解を補強し、志望度の向上にも寄与することが考えられます。実際に、情報を受け取った学生の7割以上が志望意欲の向上を実感しています。
4. 働き方や職場環境に高い関心
応募前や選考時の情報ニーズについても調査しましたが、全てのフェーズにおいて「働き方や職場環境に関する情報」への関心が高いことがわかりました。選考段階の中で多様なニーズに応えるためには、幅広い情報を用意することが求められます。
まとめ
この調査は、現代の就活生が求める情報の多様性や、企業側が採用活動で注意すべき点を浮き彫りにしました。企業は、若者の関心を引くため、採用広報においても進化を続ける必要があります。詳しい調査結果については、OTOGIが運営する「採用広報ラボ」で公開されているレポートをぜひご覧ください。
企業は、これらの調査結果を参考にし、採用広報活動をより一層効果的に進めていきましょう。新たな視点での取り組みが、優秀な人材の獲得につながります。
OTOGIについて
株式会社OTOGIは、採用広報の力で企業と人材の最適なマッチングを目指しています。150社以上において採用広報の支援を行っており、独自の情報発信手法で多くの学生にアプローチしています。