カンヌで上映決定
2025-04-29 00:54:25

カンヌ国際映画祭で注目!恵水流生の短編映画『Family And War』

映画『Family And War』がカンヌで上映決定!



2025年に開催されるカンヌ国際映画祭のショートフィルムコーナーに、恵水流生監督の新作短編映画『Family And War』が上映されることが決まりました。恵水監督は、先に公開した『狐の嫁入り』で絶賛された才能を持ち合わせる新鋭の映像作家です。今回の作品も、深いメッセージ性と詩的な映像美が両立した、心に残る体験を提供してくれることでしょう。

作品のテーマ



『Family And War』は、「なぜ私たちは争うのか? そしてそれを終わらせるには何が必要なのか?」という問いに答えようとする作品です。映画は、戦場の兵士たちと身近な家族の間での争いを重ね合わせ、私たちが持つ「争い」の本質に迫ります。世界のどこかで繰り広げられる戦争が、実は私たち自身の身近な問題であることを静かに考察しています。

設定とロケーション



この映画のロケ地は、神奈川県小田原の森。静寂に包まれた森の中で、響く銃声と水音、朝の光が映し出される様子は、リアルと幻想の境界が交わる美しい映像を生み出しています。16mmフィルムで撮影されたその映像は、ざらついた質感が印象的で、観る者に深い余韻を残します。

主演キャスト



主演には、実力派俳優の伊藤慶徳が名を連ねています。1983年茨城県生まれの彼は、舞台からキャリアを積み上げ、さまざまな役を演じ分ける実力を持っています。特に近年は、映画やドラマにおいて独特の存在感を放っています。本作でも、彼の情熱的な演技が作品全体を支える重要な要素となっています。

ストーリーの概要



物語は、森の中で向き合う兵士たちから始まります。その様子を見守る少年、ヤマトの視点を通じて、観客は争いの根源やその影響を垣間見ることになります。響き渡る銃声、続く沈黙——ヤマトの目には憎しみと希望が交差し、彼自身の心の葛藤が映し出されます。兵士たちの運命がどのようになっていくのか、やがて明らかになることでしょう。

監督のメッセージ



恵水監督は本作について、「争いは、遠い誰かの話ではなく、実はとても身近なところから始まっているのかもしれない」と語ります。家族という最も親しい関係の中にある「わかりあえなさ」と、世界の大きな争いとがどのようにつながっているのか、観客自身が答えを見つける手助けとなる作品に仕上がっています。
私たちの心に深く問いかける『Family And War』は、ぜひその目でお確かめください。

発表された上映情報



  • - タイトル: Family And War
  • - 監督・脚本: 恵水 流生
  • - 製作会社: emir heart inc.
  • - キャスト: 伊藤慶徳、蓮尾たかせ、七海悠貴、古川時男
  • - 上映時間: 14分
  • - 撮影形式: 16mmフィルム

気になる方は、ぜひカンヌ国際映画祭の公式サイトを訪れて、上映スケジュールを確認してみてください。

お問い合わせ



取材依頼や詳しい情報については、emir heart inc.の小雪までご連絡ください。
詳しい情報は以下からご確認ください。

この映画が赤裸々に描き出す「争い」と「理解」のテーマは、私たちの身近な人々への理解を促し、より良い関係を築くヒントになるかもしれません。楽しみにしていてください!


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