大阪・関西万博で展示されるカネカのGreen PlanetⓇ
株式会社カネカは、2025年に開幕する大阪・関西万博において日本政府館の協力企業として参加し、最先端の技術であるバイオポリマー「Green PlanetⓇ」を用いた展示や企画に関与します。この万博は「いのちと、いのちの、あいだに」というテーマのもと、いのちを繋ぐ循環を示すために設けられた日本館の一部です。
日本館の魅力
日本館では、循環の概念を「プラントエリア」「ファームエリア」「ファクトリーエリア」の3つのエリアで体現しています。特に注目すべきは「ファームエリア」で、ここではカネカのGreen Planetを原料とした器がCO2を用いて作られる様子が展示されます。この器は、CO2を食べる微生物「水素酸化細菌」によって生み出されるもので、環境への優しさを体感できる機会となります。
一方「プラントエリア」では、Green Planet製の器が微生物によって分解され、最終的にはCO2と水へと戻る様子を、水槽での5段階の分解過程を通じて視覚的に見せています。このような進展を通じて、来場者は自然循環の大切さを理解することができるでしょう。
Green Planet製クリアファイルのプレゼント
更に、日本館ではGreen Planet製のクリアファイルを物品協賛として提供し、来場者に配布する予定です。期間は2024年4月13日から6月中旬までで、1日あたり1,200名限定という貴重なアイテムです。バイオマス原料やCO2を用いて生産されるGreen Planetは、自然環境に優しい素材であり、プラスチック問題の解決の一助となるでしょう。このクリアファイルを手にすることで、来場者は自然に帰る循環型素材の体験を通じて、その重要性を広めるチャンスがあります。
SDGs展示コーナーでのGreen Planetの紹介
また、大阪外食産業協会が出展する「宴~UTAGE~」のSDGs展示コーナーにおいても、6月8日から6月21日までの期間中、Green Planetがプラスチックによる海洋汚染問題やカーボンリサイクルへの貢献として展示されます。この取り組みは、環境保護の意識を高める素晴らしい機会となるでしょう。
カネカのビジョン
カネカは「カネカは世界を健康にする。KANEKA thinks “Wellness First”.」という理念のもと、環境に配慮したビジネスを展開しています。今回の万博参加を通じて、Green Planetの取組みの重要性、そしてそれが如何に資源循環型社会を実現しているのかを、多くの人々に知ってもらうことを目指しています。
当社の展示を通じて、訪れる皆様が未来を考え、循環型社会の重要性を感じる機会となることを願っています。今後もカネカは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。