ICHION CONTEMPORARY
2024-12-27 20:38:20

大阪の新たな文化発信地、ICHION CONTEMPORARYが2025年にオープン!

大阪のアートシーンに新風を吹き込む「ICHION CONTEMPORARY」が誕生



大阪から世界に向けて文化の架け橋を目指す現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」が、2025年1月13日(月)にオープンします。このギャラリーは、著名な建築家安藤忠雄氏のデザインによるもので、打ち放しコンクリートが特徴的な地下1階から地上5階までの6層構造を持ちます。

オープンの記念として行われる展覧会のテーマは「GUTAIは生きていた」。これは戦後日本における革新美術運動「具体美術」に焦点を当て、独自の視点から東アジアにおける美術史を再考するものです。特に、具体美術協会の第二世代アーティストである向井修二氏のインスタレーション作品を中心に据え、GUTAIの革新性とその精神を改めて考察します。

大阪万博を見据えた文化交流の拠点


2025年には大阪万博が開催されることも踏まえ、ICHION CONTEMPORARYは大阪からアジア、そして世界へと広がる新たな文化交流を促進する役割を果たすことを目指しています。建築とアートが共鳴するこのユニークな空間で、新年の幕開けに相応しい特別な体験をぜひ楽しんでください。

来場者予約について


ICHION CONTEMPORARYは、予約なしでも自由に訪れることができますが、特に1月13日から19日までの混雑が予測される期間は、事前の予約をおすすめします。予約がないお客様については、館内が混雑している場合には、事前に予約した方を優先的に案内します。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

アートによる文化交流の実現


「ICHION CONTEMPORARY」プロジェクトは、2023年から始まり、大阪を活動の拠点としてアジアや世界を結ぶ文化交流の架け橋を目指しています。特に、戦後のアメリカやフランスにおける美術運動と同様に、日本、特に大阪・関西地域で活躍した前衛芸術家に着目し、その革新性や文化的価値を世界的に高めることを目指します。

具体美術は、創造力を解き放つことを有しており、現代社会においてもその精神が新たな価値を生む手掛かりとなっています。ICHION CONTEMPORARYは、大阪・関西地域で育まれた前衛芸術の精神を未来へ繋げるため、次世代への責任として活動しています。また、海外のギャラリーや美術館との連携を強化し、日本のアートを国際的に紹介する役割も果たします。

新しい体験を提供する展示


1月11日(土)に行われるオープニングセレモニーでは、国際的なヴァイオリニストの廣津留すみれ氏が特別演奏を担当。音楽と視覚芸術が交錯する展覧会は、来場者に新たな感覚の体験を提供します。この特別なコラボレーションは、GUTAIが表現した「今までにないものを作れ」というスピリットを現代的に再現する試みとなるでしょう。

展覧会の詳細


「GUTAIは生きていた」の展覧会は、2025年1月13日から3月29日まで開催されます。入場は無料で、開館時間は11:00から18:00まで、最終日のみ17:00終了。日曜日と月曜日、祝日は休館日となります。また、オープニングを記念してギャラリーオリジナルのトートバッグも販売予定で、展覧会の思い出としてもちろん、日常でも楽しむことができます。

ぜひ、新しい文化の発信地「ICHION CONTEMPORARY」を訪れて、アートが持つ力を実感してください。


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