ボビー・ラッシュとケニー・ウェイン・シェパードによる新たなブルースの幕開け
本日、米音楽界の巨匠、91歳のボビー・ラッシュと、ブルースギタリストのケニー・ウェイン・シェパードによる特別なコラボアルバム『YOUNG FASHIONED WAYS(ヤング・ファッションド・ウェイズ)』がリリースされました。パワフルな現代ブルースを堪能できるこの作品は、ボビーのソウルフルなボーカルやハーモニカ、そしてケニーのギターが紡ぎ出すハイエナジーな楽曲が特徴です。
ブルースのレジェンドたち
ボビー・ラッシュは過去にグラミー賞を3度受賞し、ブルース・ミュージック・アワードの受賞歴も豊富で、まさにブルース界の巨星です。特に、彼のシグネチャーである父権的で力強い声は、情感あふれるストーリーテリングによって多くのファンを魅了しています。また、ケニー・ウェイン・シェパードは、5度のグラミー賞ノミネート歴を誇り、ビルボード・チャートでの成功も収めている実力派。彼のギターは独自のスタイルを持ち、多くのミュージシャンからも一目置かれています。
新アルバム『ヤング・ファッションド・ウェイズ』
アルバム『YOUNG FASHIONED WAYS』は、ボビーとケニーが共同で作詞・作曲した楽曲を収録しており、全10曲から構成されます。その中のシングル「Who Was That」は、マーク・ウォールバーグ主演の映画『フライト・リスク』でも特集され、注目を集めています。アルバムの収録曲は、ブルースの本質を伝えつつも新しいエネルギーを感じさせるものばかり。
トラックリスト
- - Who Was That
- - 40 Acres (How Long)
- - Hey Baby (What Are We Gonna Do)
- - Uncle Esau
- - Make Love To You
- - Long Way From Home
- - G String
- - You So Fine
- - Young Ways
- - What She Said
二人の共演について
シェパードは、「このアルバムは本物で、コラボレーションは年齢を超えた素晴らしい体験だった」と語り、ボビーの音楽的才能に対する深い尊敬の念を示しています。ボビーもまた、シェパードとの共演を通じて新たな感動を得たとし、「音楽が私を若く保ってくれている」と喜びを述べています。
二人に共通するのは、ルイジアナ出身という背景です。地理的なつながりも音楽に反映され、彼らは心を通わせながら演奏しています。このコラボレーションは、聴き手にとっても大きな喜びとなることでしょう。
リリース情報
『YOUNG FASHIONED WAYS(ヤング・ファッションド・ウェイズ)』は現在配信中です。ブルースファンのみならず、音楽を愛するすべての人に届いてほしい、素晴らしい作品です。
あなたもぜひ、ボビー・ラッシュとケニー・ウェイン・シェパードの新たなブルースに触れてみてはいかがでしょうか?