終戦80年特別企画展示「わだつみ渡る焔の便り」
今年は第二次世界大戦が終結してから80年。これを記念した展示会が大阪にて開催されることが発表されました。一般財団法人群青財団によるこの特別企画展示は、軍事郵便と鉛筆艦船画を通じて、戦争という苦難の時代を経験した人々の足跡を辿ることを目的としています。
展示会の概要
この展示は、大阪市内の2つの会場で行われます。
大阪護国神社
- - 期間: 7月2日から8月3日まで
- - 会場: 大阪護国神社 拝殿
- - 所在地: 大阪市住之江区南加賀屋1丁目1-77
- - 最寄り駅: 大阪メトロ四つ橋線「住之江公園駅」
- - 観覧時間: 午前9時30分から午後4時30分
観覧の前には本殿に参拝することが推奨されています。
近鉄文化サロン上本町
- - 期間: 8月11日から8月15日まで
- - 会場: 近鉄文化サロン上本町
- - 所在地: 大阪市天王寺区上本町6丁目1-55
- - 最寄り駅: 近鉄大阪線・奈良線「大阪上本町駅」
- - 観覧時間: 午前10時から午後5時(最終日は午後3時まで)
入場は無料ですが、展示の一環として実施されるワークショップには参加費が必要です。参加費は200円で、すべて材料費に充てられます。
展示の背景と目的
この展示の主な目的は、戦争体験者と接する機会が少ない若い世代に、戦争の現実を直接感じてもらうことにあります。軍人である前に一人の人間であったことを、軍事郵便と艦船画を通じて実感してもらい、平和を実現するための大切さを考えてほしいという意図があります。
ワークショップの詳しい内容
展示会では、軍事郵便の仕組みを体験するワークショップも予定されています。これらのワークショップは、以下の日程で行われます。
参加者は、軍事郵便がどのように異なる仕組みで届けられるのかを学ぶことができます。学ぶ過程がまるで謎解きのような感覚をもたらし、興味深い体験となるでしょう。
群青財団について
一般財団法人群青財団は、大阪とソロモン諸島のホニアラに拠点を持つ非政府組織として、情報通信技術と海事史の保存・継承に取り組んでいます。財団の名称に含まれる「群青」は「海の彼方の青」を意味し、財団が海と深く関わりを持っていることを示しています。
組織の概要
- - 組織名: 一般財団法人群青財団
- - 代表者: 理事長 堀江仁貴
- - 所在地: 大阪府高槻市北大樋町13番4号
- - 設立: 2025(令和7)年4月1日
- - ウェブサイト: 群青財団
この特別展示は、平和の大切さを様々な形で再確認できる素晴らしい機会です。ぜひ多くの方に足を運んでいただければと思います。