フクシマガリレイの最新小型ブラストチラー
風味を損なわず急速に冷却が可能なフクシマガリレイの小型ブラストチラー/ショックフリーザーが、この度大きな進化を遂げました。2025年10月15日から新たに発売されるこの製品は、業界のニーズに応えた形で様々な改善が加えられています。
環境への配慮
新モデルでは、環境負荷の低減を目指し、冷媒にはグリーン冷媒R448Aを採用。この冷媒は地球温暖化係数が大幅に低いため、持続可能な未来に向けた取り組みとして重要な一歩と言えるでしょう。従来のR404Aと比較して、GWP(地球温暖化係数)が大きく改善されています。
冷却スピードの改善
技術の進歩により、冷却効率が大幅に向上しました。特にQXF-006SFLT3モデルは、従来機と比べて冷却時間が約15%短縮され、QXF-012SFLV3は9.4%短縮とのことです。この速さは、調理後すぐに冷却を必要とする業務用にとって、非常に大きな利点です。
省エネ性能の向上
新しい高効率コンプレッサーを採用し、省エネ性能も向上しています。QXF-006SFLT3モデルは12%の省エネを達成し、QXF-012SFLV3は17.8%の改善が見込まれています。この省エネ性は、長期間の使用を考慮した際の運用コストの削減にも寄与します。
長期間の安心
冷媒ガス漏れによる冷却不良の修理を10年間保証する「冷媒ガス漏れ10年保証」を設けているため、安心して長期間にわたり使用できるのも大きな魅力です。
幅広いラインナップ
新しいブラストチラーは、様々なニーズに応えるために多様なラインナップが用意されています。1/1ホテルパン6枚収納のモデルから12枚収納のモデルまで、さらに製菓用モデルも整っており、選択肢が豊富です。特に、自動洗浄機能がついているモデルは、クリーニング作業を大幅に短縮し、衛生面でも安心です。
利用シーンの多様性
このブラストチラーは、ホテルやレストランをはじめ、中華料理店や日本料理店、居酒屋などの外食産業に最適です。また、病院や福祉施設、学校、保育園などの集団給食にも対応しており、小売業界への導入も想定されています。
まとめ
フクシマガリレイの新しい小型ブラストチラー/ショックフリーザーは、省エネ性や冷却スピードの向上に加え、環境への配慮も実現した画期的な製品です。業務用としての信頼性と効率性を兼ね備えたこの機器は、料理の美味しさを保持しながら、食の安全も守ってくれる強い味方です。