おせっかい社長の挑戦
2025-06-17 13:46:50

大阪の下町精神を受け継ぐ「おせっかいな社長」とその会社の50年の挑戦

大阪の下町“おせっかいな社長”が挑む50周年



エルメント工業株式会社は、創業50年を迎えた特別な年を迎えました。大阪の淀川区に本社を構え、地域に密着して事業を展開するこの会社を率いるのは、西山由美社長。「おせっかいな社長」として知られる彼女は、これまで数多くの試練を乗り越えてきました。その中には、笑いと涙に満ちたエピソードがたくさんあります。

50年の歴史と小さな大学の経営哲学


エルメント工業は、最初に創業された当初から『品質』と『信頼』を重視し、電気・制御盤の製造に力を入れてきました。創業者である父、西山行雄氏が病を克服出来ず、経営のバトンは娘の由美社長へと引き継がれました。彼女が経営の世界に足を踏み入れる中で、経験者でもなかった彼女は試行錯誤を繰り返していきます。

その過程で彼女が得た「おせっかい精神」という考えが、会社の核となりました。お客様の立場を常に意識し、彼らの期待に応えようとする姿勢は、この会社の大きな特徴です。特に2022年には、自社のリブランディングプロジェクトを通じて「おせっかい」のイメージをしっかりとビジュアル化することに成功し、業界内での認知度を一気に高めました。

社長自身の挑戦と成長


西山社長は2005年に子育てをしながら会社に入社しました。しかし、創業者である父との意見の相違から一度は会社を離れ、その後保険会社でのキャリアを経て2014年に復帰しました。家庭の課題や製造業への大胆な転換を乗り越え、徐々に彼女の経営スタイルが形成されてゆきました。

2016年、社内の不満が高まり、たくさんの退職届が集まったという苦境から、彼女の中で「私がこの会社を守らなければ」という覚悟が芽生え、社長への道を歩むことを決意します。その翌年、父が他界し、彼女が全てを引き受けなければならない現実が彼女を襲いました。2020年以降には一時的に倒産の危機にも直面しましたが、経営コンサルタントの助言を受け入れたり、オンライン営業にシフトすることで状況を乗り切りました。

次なるステージへ向かって


今後、エルメント工業は次の50年に向けて、安定した事業基盤の確立、営業の非属人化、次世代の人材育成に向けた取り組みを強化していきます。最近では、原材料費の高騰に対応するため、内製化を進め、販売チャネルの拡大にも取り組んでいます。新型コロナの影響を受けながらも、オンラインを活用した営業戦略に注力し、全国の顧客と新たなつながりを築きました。

50周年を迎えた特設ページの開設


今年は、創業50周年を記念する特設ブログも開設されています。社長西山が経験した苦労や笑い満載のエピソードをまとめた内容で、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。

結論


エルメント工業の創業50周年は、過去の感謝と新たな挑戦の開始でもあります。「おせっかい」な経営姿勢はこれからも続き、地域社会と共に成長していく意思を強く持っています。西山社長のおせっかいで熱意あふれる経営哲学は、地域の人々とも深く共鳴するでしょう。これからのエピソードもぜひお楽しみに!


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