介護タクシー配車アプリ「のれるんです」が全国展開へ
介護が必要な方やそのご家族に向け、合同会社ReeveSupportが運営する介護タクシー配車アプリ「のれるんです」が、ついに完全無料化を実現しました。この革新的なサービスは、移動をより快適にすることを目指しています。全国展開を視野に入れた取り組みも始まり、地域の介護タクシードライバーの募集がスタートしました。
サービスの裏側:これまでの活動
「のれるんです」は、これまで大阪府内限定で介護タクシーを配車しており、現在83の事業者との連携を図っています。令和7年からは、大阪府内の配車依頼に対して100%の配車率を達成しました。これは、利用者のニーズに応じた迅速な対応を行っている証でもあります。
全国の介護タクシー事業者の皆様にもこのサービスを広めるために、全国各地で協力者を募っていく方針です。特に、地域でお困りの方々に向けて、このアプリの良さを届けたいと考えています。
実際のユーザーの声
実際にこのアプリを利用した方からは、以下のような声が寄せられています。「母が施設に入り、介護タクシーで一緒に食事に出かけたいと思っていましたが、アプリを使ったところ、配車がスムーズに確定しました。次回も利用するつもりです。」利用者はアプリの手軽さに感謝しています。
また、介護タクシードライバーからも嬉しい反応がありました。「電話での仕事が多かったけれど、アプリのおかげで新たな顧客と出会える機会が増えました。無料で使えることがとても助かっています。」と、集客の支援に期待を寄せています。
代表の思いと今後の展開
合同会社ReeveSupport代表の三澤由佳氏は、「弊社は高齢者とその家族の声を元に設立されました。サービスに対する熱意は誰にも負けません」と語ります。彼女自身が介護タクシードライバーとして現場の声を聞き、顧客のニーズに応えるために日々奮闘しています。
今後は、4月からSNSを利用したドライバーの募集を開始し、すでに全国で50社以上の登録があるとのことです。このアプリを通じて、介護タクシーの普及を目指すとともに、「介護旅行」や「バリアフリー旅行」、「ユニバーサルツーリズム」といった新たな観光の形を提案しています。
まとめ
「のれるんです」は、ただの通院手段ではなく、様々なシーンでの利用を促進していきます。これを機に、介護タクシーを利用する方々の選択肢が広がり、より移動が快適になる未来が訪れることを期待しています。さらなる詳細については、後日発表予定ですのでぜひご注目ください。