岡山大学技術職員向け研修会が盛況裏に開催
2026年2月2日、岡山大学の鹿田キャンパスにて「総合技術部第88回医学系技術課 鹿田研修会」が開催されました。本研修会は、岡山大学技術統括監理本部に所属する医療技術部と総合技術部が共同で企画したもので、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で行われました。
目的と背景
この研修会の主な目的は、大学内の教育研究系、施設系、医療系の技術職員が互いに交流し、新たな知識や技術を身に付けることです。技術職員同士の情報交換を促進し、組織全体の活性化を図ることを目指しています。開会の挨拶では、佐藤法仁副理事・副学長が技術職員の育成と、大学としての技術職員への支援の重要性を強調しました。
キーノートスピーチと技術発表
佐藤副総監は、職員のキャリア形成や、他部門との垣根を越えた交流の必要性について述べ、学長の意向も踏まえた期待の言葉を送りました。その後、医療技術部の各技術者たちがそれぞれの専門分野に関する講演を行い、特に遺伝子解析や微生物検査における最新技術について詳細な情報提供がありました。
医療技術の具体例
1.
遺伝子・ゲノム融合推進検査室の青江伯規副臨床検査技師長は、最新の遺伝子解析技術に基づく迅速な診断の取り組みを紹介しました。
2.
微生物検査室の飯尾耕治副臨床検査技師長は、薬剤耐性菌に対する検査手法の最新の進展について説明しました。
3.
生理検査室の信定さおり副臨床検査技師長は、正確な検査が患者にどのように影響するかを解説しました。
各発表は、専門外の聴講者にも理解しやすい内容であり、医療現場での検体検査が医師の診断にどのように寄与しているかを示しました。参加者からは質疑応答の時間に多くの質問が寄せられ、高度な専門技術への関心が伺えました。
今後の展望と目標
本学の総合技術部は、地域中核の研究大学として多様な研修プログラムを通じて技術職員のスキルアップを進め、岡山大学の研究や教育、臨床活動の質向上を目指しています。2022年度から参加している「TCカレッジ」では、高度技術職員の育成に力を入れており、2023年度には新たに「医工系コース」を開講予定です。
岡山大学は地域と社会に貢献するための取り組みを続け、未来志向の研究大学として変革を推進していきます。技術職員の皆さんには今後も新たな挑戦を期待しています。