『FAROme』臨床研究
2025-05-14 14:41:37

疾患管理と生活向上を目指すアプリ『FAROme』が臨床研究を開始

疾患管理と生活向上を目指すアプリ『FAROme』が臨床研究を開始



2024年10月、株式会社プラスメディが中心となり、横浜市立みなと赤十字病院と大阪けいさつ病院との共同研究が本格的に始まります。これは、スマートフォンアプリ『FAROme』の臨床的意義と、その社会的実装に関する研究です。患者が医療機関を利用せずとも、自らの疾患を管理し、病気の進行を抑えることで、生活の質を向上させることが狙いです。

研究の目的と概要



本研究は、プロトタイプを運用した後に進む臨床研究段階に突入します。『FAROme』は、患者と担当医の間でリアルタイムに情報を共有できる革新的なアプリです。研究対象となるのは、次の患者群です:

  • - 横浜市立みなと赤十字病院:食物アレルギー患者(2024年4月25日開始)
  • - 大阪けいさつ病院:心不全患者(2024年5月14日開始)

これにより、患者は簡単にアプリをダウンロードし、QRコードを読み取ることで疾患の情報を入力できます。日々の健康状態を記録することで、担当医は患者の最新の情報を把握可能になります。

アプリの特徴とメリット



『FAROme』では、次のような情報が日々収集されます:
  • - 設定されたバイタルデータや体調の記録
  • - 症状の変化のタイミング
  • - 定期的な通院による診察や検査では得られない連続的な健康データ

これにより、医療従事者はより正確な診断や治療法の検討が可能になることが期待されています。患者側にとっても多くの利点があります:
  • - メディカル情報を一元的に管理できる
  • - 常に医療者による見守りがあるという安心感
  • - 正確な健康状態を担当医に報告できる

今後の展開



さらに、今後は食物アレルギーや心疾患に加え、潰瘍性大腸炎、乳がん、精神疾患、頭痛など、多様な疾患を対象にした共同研究が順次行われる予定です。プラスメディはこれらの研究を通じて、『FAROme』の機能向上に努め、より多くの疾患に対するサポートを社会に提供していく方針です。

会社情報



株式会社プラスメディ


  • - 所在地:東京都千代田区神田神保町二丁目5番11号神保町センタービル6階
  • - 電話番号:03-6272-8251
  • - URL:プラスメディ公式サイト

横浜市立みなと赤十字病院



大阪けいさつ病院



このような背景があり、『FAROme』の導入を通じて、患者の生活の質を向上させる道が広がります。今後の研究成果に期待が高まります。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 臨床研究 FAROme プラスメディ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。