倍賞千恵子の魅力再発見！北海道舞台の名作ドラマ特集

映画『TOKYOタクシー』の公開を記念して、倍賞千恵子が主演をつとめる2つの名作ドラマを特集放送します。放送されるのは、1981年にHBC（北海道放送）で制作された『ヘソクリと泥棒』と『港の絵』の2作品です。これらは冬の北海道を舞台に、それぞれ異なるストーリーを展開し、倍賞千恵子の持ち味を存分に味わえる作品となっています。

『ヘソクリと泥棒』

- 放送日：11月9日(日)午後8:30
- 監督：小西康雄
- 出演：倍賞千恵子、植木等、菅井きん他

このドラマでは、深い雪に包まれた農家での家族の絆を描いています。倍賞が演じる主人公の嫁・ユキは、出稼ぎ中の夫の代わりに農家を守りながら、姑の松代と共に生活をしています。しかしそこに、気弱な泥棒・町岡が夫の知人を装ってやってきます。

町岡は、ユキに宛てられた“へそくり40万円”を狙うために家に居座り、言葉巧みにユキと松代の信頼を得ていく。そして、二人はお互いのへそくりを巡って腹の探り合いをしながら、さまざまな思惑が交錯します。コミカルな要素を取り入れた心温まるストーリーが展開されますので、ぜひご覧ください。

『港の絵』

- 放送日：11月23日(日)午後7:45
- 脚本：山田洋次、朝間義隆
- 出演：倍賞千恵子、地井武男、松村達雄他

続いて放送されるのが、『港の絵』です。こちらも主演は倍賞千恵子で、漁村の食堂を営む未亡人・正江が主人公。彼女のもとに、初老の旅人・加納が訪れ、絵を通じて漁師の山口との心のふれあいを描いた感動の物語です。

加納は山口の油絵を依頼するものの、しばらくして山口が「絵が描けなくなった」と訪れます。原因を知った加納は、二人の間にある気持ちのすれ違いを感じ取り、山口にアドバイスをします。家庭や人との関係が描かれた温かい物語です。

視聴方法

これらの特集は、スカパー！やJ:COMなどのケーブルテレビ、ひかりTV、auひかりテレビサービスにて視聴可能です。ご自宅での録画にも最適なノーCM放送ですので、ぜひお見逃しなく！

特集の詳細や最新情報は、各公式サイトやホームドラマチャンネルのカスタマーセンターをチェックしてください。連続して愛すべき名作を楽しむことができるこの機会に、倍賞千恵子の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。