2026年初上演のミュージカル『アニオー姫』の新たな才能、ドー・ファン・ザ・ハンに注目！

新しい風を吹き込むミュージカル『アニオー姫』

2026年9月、KAAT神奈川芸術劇場で新たなミュージカル『アニオー姫』が初上演されることが発表され、注目を集めています。この舞台は、ベトナムと日本の文化をつなぐ重要なプロジェクトで、主役のアニオー姫役には、オーディションで選ばれたドー・ファン・ザ・ハンさんが抜擢されました。

ドー・ファン・ザ・ハンの魅力

ドー・ファン・ザ・ハンさんは、音楽が人生に欠かせない存在と感じ、幼少期から独自に学んできました。彼女は3歳の頃から『オペラ座の怪人』に触れ、歌詞やメロディーを吸収してきました。実際の舞台デビューは、15歳の時にミュージカル『不思議の国のアリス』で、さらに2023年にはシンガポールでのアジア芸術フェスティバルで銀賞を受賞。これまでのキャリアは、若き才能の証とも言えます。

彼女が演じるアニオー姫は、400年前の大航海時代に設定されています。物語の中で、広南国の王女・玉華姫と日本の商人・荒木宗太郎が出会い、再会を経て深い愛をはぐくむ様子が描かれます。2人は時代の波に抗い、愛を貫く姿が多くの観客の心をつかむことでしょう。

オーディションでの大成功

オーディションは、ベトナム全土から若い才能を集め、厳正な審査の結果、ドー・ファン・ザ・ハンが選ばれました。審査委員長の大山大輔さんは、彼女の瑞々しく強い歌声が全審査員の意見において代わりがたい存在感を示していたと語っています。日本語で演じることはハンさんにとって大きな挑戦ですが、彼女はこれから日本文化や言語を学び、さらに成長していくことでしょう。

製作発表と今後の展望

この作品は、2025年11月に日本とベトナム両国での製作発表会をもとに進行しています。在ハノイ日本国大使館でのレセプションも大きな注目を集めました。実行委員会に名を連ねるブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会などが共同で企画したこのプロジェクトは、文化をさまざまな形で融和させる重要な機会です。

まとめ

公演は2026年9月11日から28日まで、全20回の予定でKAAT神奈川芸術劇場にて行われます。これからも情報が更新されていく中で、是非、ドー・ファン・ザ・ハンさんの成長と、彼女が見せるアニオー姫の姿を楽しみにしていてください。公式サイトではチケット情報も随時更新される予定ですので、皆さんもぜひ注目してください。