大阪発・海外市場開拓の実態を探る『Bplatz press』8月号
大阪市にある中小企業の支援拠点「大阪産業創造館」が発行するビジネス情報マガジン『Bplatz press』の最新号が、8月8日に登場しました。この号の特集テーマは「海のむこうのお客さん 海外市場で勝つ、大阪の底力」。
特集内容の概要
グローバル化が進む中で、大阪の中小企業がどのようにして海外市場を開拓しているのか、そして彼らの挑戦がどのようなものであるかに迫ります。特集内では、現地ニーズへの柔軟な対応や異文化コミュニケーションの重要性、限られた経営資源での販路開拓に焦点を当てています。これらの企業の取り組みから浮かび上がるのは、規模や資源の豊富さではなく、「挑み続ける力」。
インタビューによる実態の紹介
特集では、数人の経営者にインタビューを行い、海外展開の実際の様子を詳しく紹介しています。例えば、株式会社ノダの代表取締役・野田 隆昌氏は、「利益の8割を海外で稼ぎ出す不屈の行動力」を強調しました。彼の企業は、世界市場での競争力をどう高めているのか、その秘訣に迫ります。
また、創業117年を誇る老舗商社の瀬崎林業株式会社の代表取締役・遠野 嘉之氏は、「捨てられる木を外貨に変える」と題し、林業の再生に取り組む姿勢を語ります。他にも、株式会社北尾化粧品の久我 幸弘氏が、J-Beautyをアメリカに広めるための工夫について話し、寿司文化を50か国以上に届ける株式会社トップの玉置 正彦氏と石井 亨氏も、業界最小の寿司マシンを用いた挑戦について紹介しています。
海外市場開拓のヒント
特集記事を通じて見えてくるのは、いかにして中小企業が制約を抱えながらも海外市場に挑戦し、勝ち残っているかという実例です。各企業が独自の戦略を持ち、適切な市場選定と商品開発を行いながら、柔軟に変化するニーズに対応していることがわかります。これにより、読者は自身のビジネスに応用できる重要なヒントを得られることでしょう。
『Bplatz press』の背景
『Bplatz press』は2001年に創刊され、大阪の中小企業が元気になるためには、大阪人自身ががんばっている姿を知ることが重要だというコンセプトのもとに発行されています。隔月で発行され、3万部を配布しており、これまで多くの中小企業や経営者を取り上げてきました。読者は、このマガジンを通じて関西地域の活気あるビジネス事情を理解し、刺激を受けることができるでしょう。
発行情報
- - 発行日:隔月(2月、4月、6月、8月、10月、12月)
- - 判型:AB判 12~16ページ
- - 配布場所:Osaka Metro 駅構内、金融機関、ビジネスホテル、シェアオフィスなど
『Bplatz press』は、海外展開を目指すすべての企業にとって、知識や成功のヒントを得られる貴重な情報源となっています。興味がある方はぜひ、最新号を手に取ってみてください!