一ノ瀬菜子が手掛ける新しいクラフトビール
2025年4月23日(水)、アーティスト一ノ瀬菜子がデザインした、まったく新しいスタイルのクラフトビール「金曜日のルルル〈rose〉」が登場しました。このビールは音楽と香りを楽しむことをコンセプトにしており、発売当日午前11時にすべてが完売するという注目の一品です。これは彼女のブランド「Nako Ichinose」から発表された初のクラフトビールであり、その特別な味わいが大きな話題を呼んでいます。
金曜日のルルル〈rose〉とは
このビールはベルジャンホワイトスタイルを基本に、北海道・砂川果樹園で育った国産ラズベリーをふんだんに使用しています。ラズベリーの香りがビールの軽やかなボディと絶妙に調和し、苦味が控えめなフルーティな後味を楽しめます。グラスに注いだ際のほのかなローズカラーも美しく、テーブルに置いた時の“映え”を意識した華やかさを持つ一本です。
また、シャンパングラスで飲む楽しさにも配慮されており、特別な瞬間を盛り上げてくれます。このビールはギフトや週末の自分へのご褒美、さらには音楽イベントや飲食店での使用にもぴったりです。
試飲会での反響
発売前には試飲会が何度も行われ、実際に試飲した方々の意見をもとに、ビジュアルや味わいの細部にわたって改善が施されました。参加者からは、「思った以上に美しいピンク色に驚きました!」、「ビールが苦手ですが、これなら飲めます!」、「度数が低いので、とても飲みやすい!」といった温かい反応が続出しました。
商品誕生の背景
「金曜日のルルル〈rose〉」が生まれたきっかけは、一ノ瀬菜子のオリジナル楽曲『金曜日のルルル』でした。この楽曲は一見軽やかな曲調ながら、金曜日を大切にできなかった過去の後悔を描いた静かな物語を持っています。そして、この物語の中に登場する“君”はビールが苦手なため、同じようにビールを楽しめる製品を作り出したいという一ノ瀬の思いが、実体化したのがこのクラフトビールです。
このプロジェクトは香川県小豆島の「まめまめびーる」の中田氏との出会いを経て進展し、素材選定や味の設計において丁寧な対話が行われました。音楽の世界観を表現するために、全てのプロセスにおいてこだわりが見られます。
軽やかさとクリエイティビティ
「音楽と香りを味わうクラフトビール」というコンセプトが表現された「金曜日のルルル〈rose〉」。苦味控えめで、やさしい香りと甘みを楽しむことができるこのビールは、ビールが苦手な方にも向いています。瓶にはQRコードが付けられ、スキャンすることで楽曲『金曜日のルルル』を再生することができます。ビールを手に取った瞬間から、音楽や香りとリンクする新しい体験が待っています。
アートとデザインへのこだわり
今回のプロジェクトにおいては、ラベルデザインや映像、写真表現に複数のクリエイターが関わっています。例えば、ラベルデザインは一ノ瀬菜子が手がけ、赤い背景に白いウサギを描くことで、ラズベリーのフルーティさと日本の上品さを同時に表現しています。
映像や写真においても、「金曜日のルルル〈rose〉」の世界観を伝えるために、新たなアプローチが取られています。映像制作には丹子 tancoが参加し、高揚感や爽やかさを視覚的に引き立てる作品が完成しました。このように、音楽と視覚が一体となった製品に仕上げるための、徹底したクリエイティブ制作が行われています。
今後の展開
「金曜日のルルル〈rose〉」はご好評につき完売しましたが、2025年4月25日(金)9:00より追加販売が決定しています。興味のある方は、ぜひお早めにご確認ください。
この新しいクラフトビールを手に取って、音楽と香りを同時に楽しむ体験をしてみてはいかがでしょうか。