家族で海を守る!白浜アドベンチャー隊が提案する新しい自然体験
和歌山県の白浜町に位置するアドベンチャーワールドでは、2025年8月に特別な親子向けイベント「海のいきものを救おう!白浜アドベンチャー隊」が開催されます。このプログラムは現役のアニマルトレーナーが企画・同行する体験型イベントで、迫力満点のアクティビティを通じて、子どもたちに海の大切さとその生き物たちとのつながりを伝えます。
海を守るための体験内容
このイベントでは、親子で一緒に「海を守る体験」を行います。具体的には以下の内容が含まれています。
1.
アオリイカの産卵床づくり:アドベンチャーワールドで飼育されているレッサーパンダが食べ残した竹を使用して、アオリイカのための産卵床を製作します。自分たちの手で作った産卵床を海に設置することで、実際に海の生態系に貢献する体験ができます。
2.
シュノーケリング体験:アニマルトレーナーの指導を受けながら、海の中に潜り、実際に海の生き物を観察することができます。自然の美しさやそこに住む生き物たちとの“対話”を通じて、五感を使って体験することができます。
3.
地元食材を使用したBBQ(オプション):参加者は、産卵床で育った海の恵みや地元の食材を味わう「いのちをいただく体験」を楽しむことができます。
4.
振り返りセッション:ツアーの最後には、認定証を受け取ることで、学びを整理し、自由研究などにも役立てることができます。
このように、ただ楽しむだけでなく、環境について学び、感じ、行動することができるプログラムになっています。
アオリイカの産卵床づくり
アオリイカは海藻や竹など“ゆれるもの”に卵を産みつける特性があります。このプログラムでは、アドベンチャーワールドで使用された竹を使って、自分たちで産卵床を作成し、海へと設置します。やがてこの竹が海藻などに覆われ、魚たちや貝が集まる小さな“海の森”が育まれます。
この体験を通じて、参加者は生き物の命を育てる循環の重要性を実感できるでしょう。子どもたちが自ら環境保護に取り組む意識を高めることができる、貴重な機会です。
ツアーの概要
- - ツアー名:海のいきものを救おう!白浜アドベンチャー隊
- - 開催日:2025年8月24日(日)、30日(土)
- - 時間:午前9時00分~午後2時00分(終了時刻は前後します)
- - 場所:伊古木漁港(和歌山県西牟婁郡白浜町塩野)
- - 定員:各回15名(先着順)
- - 対象:小学生以上(体重100kg未満)
- - 参加費用:10,000円/名(BBQオプションは3,500円~)
現役トレーナーからのメッセージ
鯨類担当トレーナーの北田拓海は、「イルカたちとの日々の体験を通して、いのちのつながりの大切さを実感しています。このツアーを通じて、親子で海について楽しみながら学ぶ機会を提供できればと思います」と語ります。
また、鰭脚類担当の山内博勝トレーナーも、「海の動物たちと私たちの生活とのつながりを感じてもらえれば嬉しいです」と参加者を迎え入れる姿勢を見せています。
まとめ
アドベンチャーワールドの「海のいきものを救おう!白浜アドベンチャー隊」は、親子で楽しむことができる自然体験を通じて、環境意識を育む貴重な機会です。在りし日の美しい海を後世に残すために、一緒に行動を起こしましょう!参加ご希望の方は、ぜひお早めにお申し込みください。