入間市の狭山茶
2025-07-01 15:46:45

入間市が大阪・関西万博で狭山茶の魅力を発信!

狭山茶が大阪・関西万博で注目を浴びる



令和7年7月28日から31日まで、大阪・関西万博にて「LOCALJAPAN展」が開催され、入間市を含む5つの市が協力してブースを展開します。このイベントは「日本の奥深さ」を五感で体験することを目的としたもので、入間市は所沢市、狭山市、三重県鈴鹿市、奈良県生駒市と共同で出展。テーマは「Tea Journey~日本茶の文化と風味を楽しむ~」です。

日本茶文化のPR



入間市のブースでは、狭山茶と鈴鹿のかぶせ茶の飲み比べ、茶を手もみする伝統的な製法の実演、抹茶の点前体験、さらには高山茶筌の製作実演など、多彩な企画が用意されています。来場者は、これらの体験を通じて日本茶の魅力を直接感じ、多様な味わいを楽しむことができます。これにより、日本茶文化が国内外に広く知れ渡ることを狙っています。

手もみ茶の実演



特に注目すべきは、入間市が担当する手もみ茶の実演です。この伝統的な製法は、茶葉を手で揉むことで風味が引き出され、独特の香りが特徴となります。手もみ茶の製造工程は6時間以上にも渡り、茶農家の職人たちが根気強く行っています。その技術が現代でも受け継がれ、入間市は2024年に全国手もみ茶品評会で19年連続となる産地賞を受賞しました。

ブースでは、受賞歴のある入間市の数名の職人が実際に手もみ茶の製法を披露。普段はなかなか見ることができない日本の伝統技術を体験する機会です。また、入間市の茶業者による丁寧に淹れた狭山茶を、一杯ずつ楽しむことができる飲み比べコンテンツも設けられています。

入間市の魅力



入間市は、歴史ある狭山茶の産地として知られており、商業的茶産地としては日本の最北端に位置します。この地域は約400年の歴史を持ちは、今もなお茶文化が息づいています。市の風景は、緑豊かな茶畑が広がり、四季折々の自然が楽しめる場所でもあります。

加えて、入間市は米軍基地跡地を再整備する「ジョンソンタウン」や大規模商業施設「三井アウトレットパーク入間」など、伝統と現代文化が共存する魅力的な地域です。また、2022年にはSDGs未来都市に選定され、持続可能なまちづくりへの取り組みが進められています。

未来を見据えた取り組み



入間市は「Well-being Cityいるま」というビジョンを掲げ、地域文化の継承や活性化を通じた持続可能な取り組みを行っています。2022年に制定された「おいしい狭山茶大好き条例」は、市民と事業者、行政が協力し、地域の誇りである狭山茶の魅力を次世代に伝えるための重要な施策です。

従来の枠にとらわれず、市民と共に未来を描くこの取り組みは、変化の激しい現代においても安定した地域社会を形成することに寄与しています。これからの入間市が描く「未来の原風景」に、ぜひ注目してみてください。

入間市のブースは、大阪・関西万博の期間中に受ける影響も大きいと期待されています。狭山茶の魅力を最大限に伝え、来場者にとって忘れられない体験になることでしょう。


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