植物由来の舗装用再生添加剤「SW-2」が進化を遂げる
近年、環境問題への関心が高まる中、持続可能な技術が求められています。株式会社菅原工業とヤナセ製油株式会社は、そんな時代に合わせて開発した「SW-2」という新しい舗装用再生添加剤が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたことをお知らせします。これにより、公共工事での活用が期待されており、さらなる普及に向けた第一歩を踏み出しました。
1. 「SW-2」とは何か?
「SW-2」は、菅原工業とヤナセ製油の共同開発により誕生した植物由来の再生添加剤です。主に道路舗装に使用されるこの技術は、環境負荷を軽減しながらも高品質な舗装を提供します。この技術は、共同で出願した特許(特許第7737121号)を保有しており、信頼性の高い製品であることが証明されています。
2. NETIS登録の意義
NETISは、新技術情報提供システムの略称で、国土交通省が新しい技術の普及と利用促進を目的としたプラットフォームです。「SW-2」の登録により、公共工事における新技術として広く認知され、全国各地での導入が期待されています。これは、国交通省が定めた基準を満たした技術であり、その有効性と利便性が証明されたことを意味します。
3. 「SW-2」の主要な特徴
「SW-2」には、以下のような魅力的な特徴があります:
- - 植物由来原料の活用:主原料にはバイオマス資源を用い、化石資源への依存を減少させることを目指しています。
- - 環境負荷の低減:従来の再生添加剤と同じ性能を保ちながら、使用量を約40%削減。これにより、合材1トンあたり約0.25kgのCO₂削減効果が確認されています。
- - 数値で示す脱炭素:「SW-2」は、数値を基にした環境性能の提示が重視されており、具体的な条件(輸送距離や施工状況など)も考慮されています。これにより、より透明性のある環境貢献が可能となります。
4. 新たな脱炭素社会への挑戦
「SW-2」は、2026年2月から気仙沼市で実施される工事に導入され、その結果をもとにデータ収集が行われます。今回のNETIS登録は、新たなスタートであり、施工実績をもとに持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進められます。今後、全ての施工現場で「SW-2」を使った新しい舗装技術が普及し、資源循環とインフラの長寿命化に貢献することでしょう。
5. 未来に向けて
西日本を拠点にしている両社は、「数値で語れる脱炭素」や「誠実な脱炭素」を掲げ、更なる技術の改善に取り組んでいます。今後もこの技術を普及させることで、建設業界からも持続可能な未来へ向けた一歩を踏み出していきます。
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