新たな舞台表現
2025-07-11 12:57:29

大衆演劇と伝統芸能の融合が生む新しい舞台『劇龍 夏の演劇祭2025』

大衆演劇と伝統芸能が交差する革新的な舞台『劇龍 夏の演劇祭2025』



2025年8月21日(木)から24日(日)まで、東京・篠原演芸場で開催される『劇龍 夏の演劇祭2025』では、大衆演劇と伝統芸能、さらにはシェイクスピアの名作が融合した新たな舞台表現が披露されます。この公演は、独自の演出で多くの観客を魅了してきたTEAM劇龍の座長・龍美麗と、詩的な台詞が特徴の脚本家・坪田塁による創作ユニット「dubR(ダブルアール)」の最新プロジェクトです。

dubRの創作理念と構成



「dubR」という名前は、龍美麗があるライブ配信中に観客からの声から生まれたもので、「龍(Ryu)と塁(Rui)」の二人の力を掛け合わせた意味を持ちます。音楽用語としての“dub”は、既存の材料を再構築して新たなものを生み出すことを示唆しており、これが二人の志向に大きく反映されています。そうした背景を持つ「dubR」が今回届ける作品は、異なる表現形式で構成された二本立て。

二本立ての物語の概要



本公演では『舞狂唄図(マクベス)』と『嘆歌奏(なかぞう)』の二作品が登場します。

1. 『舞狂唄図(マクベス)』は、シェイクスピアの「マクベス」を元にしたもので、歌舞伎のスタイルを取り入れています。物語は、人気のある歌舞伎役者・鶴亀錦之助が予言に翻弄され、栄光と破滅の狭間で葛藤する姿を描きます。豪華な舞台演出と伝統的な様式美が交わり、観客を圧倒します。

2. 『嘆歌奏(なかぞう)』では、江戸時代の伝説的な歌舞伎役者・中村仲蔵が中心となる講談風の物語が語られます。この作品は、芸と命が交差する場面を通じて、観客に深い感情を呼び起こす力強い舞台です。

この二つの作品は単なる並列ではなく、互いに呼応し合うテーマや演出の要素が盛り込まれています。両方を見ることで、より深い物語の理解が促されることでしょう。

出演者に集まる実力派俳優たち



本公演には、座長・龍美麗をはじめ、さまざまな実力派俳優が集まります。市川右田六、林佑樹、高橋諒、あべいくじろう、京華太朗など、多彩なバックグラウンドを持つメンバーが揃い、その競演は一見の価値があります。これにより、これまでの舞台芸術の常識を超える深みと新しい緊張感が演出されること間違いありません。

公演の詳細とチケット情報



『劇龍 夏の演劇祭2025』の公演は、以下の通りです。
  • - 会場:篠原演芸場(東京都北区中十条)
  • - 日程:2025年8月21日(木)~8月24日(日)
  • - 上演スケジュール
- 8月21日(木) 昼・夜:『舞狂唄図(マクベス)』
- 8月22日(金) 昼・夜:『嘆歌奏(なかぞう)』
- 8月23日(土) 昼・夜:『舞狂唄図(マクベス)』
- 8月24日(日) 昼・夜:『嘆歌奏(なかぞう)』
  • - チケット料金:4000円(全席指定、税込)

事前のチケット販売は、2025年7月19日から始まる予定です。詳細は公演公式ページ(https://lit.link/dubr)をチェックしてください。

まとめ



大衆演劇と伝統芸能、シェイクスピアの名作が融合する『劇龍 夏の演劇祭2025』は、革新と伝統が同居する独特の舞台体験を提供します。ぜひこの機会に、劇場でその目で新たな舞台表現を体感してください。


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