大阪芸術大学生が魅せる！御堂筋ランウェイ2025での壮麗な演奏

2025年11月3日、晴れやかな青空の下、大阪のメインストリート・御堂筋で行われる「御堂筋ランウェイ2025」が開催されました。この伝統的なイベントでは、大阪芸術大学演奏学科の約30名の学生たちが、オープニング演奏として華やかなファンファーレを披露しました。

御堂筋ランウェイの魅力とは？

「御堂筋ランウェイ」は、御堂筋の淀屋橋交差点から本町3交差点までの延長約1.5キロを舞台に、ファッションや音楽、エンターテインメントが集まる一大イベントです。毎年、観客や参加者が多く集まり、国内外に大阪の文化と魅力を発信しています。2025年の今回のイベントには、約20万人の来場者が予想されており、沿道には活気あふれる雰囲気が広がりました。この日、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」やユニバーサル・スタジオ・ジャパンの特別パフォーマンスも行われ、観客の期待を煽りました。

大学の誇りを背負って

本学の演奏学科・管弦打コースの学生は、特別な日を迎えるにあたり、ウィンドオーケストラを編成し、緊張感の中でリハーサルに臨みました。突然の雨にもかかわらず、学生たちは決意を固め、楽器や譜面を守りながら演奏への集中を維持しました。特別な舞台でのパフォーマンスは、彼らにとって一生の思い出となり、演奏家としての成長を促す貴重な機会となったことは間違いありません。

演奏の瞬間

ウェルカム演奏は「大阪LOVER」と東京オリンピックのテーマ曲「この地球（ほし）の続きを」など、親しみやすい楽曲で構成されました。沿道の観客も手拍子で参加し、一体感が生まれました。次に、リヒャルト・シュトラウスの壮麗なファンファーレが響き渡り、いよいよイベントは正式にスタート。カラーガードチームのフラッグ演技も加わり、華々しいフィナーレを迎えました。学生たちは、この感動の瞬間を観客の温かい拍手に包まれながら、笑顔でランウェイをウォーキングし、達成感に浸りました。

学生たちのコメント

演奏学科の伊勢敏之教授は、「御堂筋ランウェイ」に出演できたことの光栄を語り、多くの方々に演奏できる貴重な機会であると強調しました。学生たちにも、この経験が今後の演奏活動に役立つと期待しています。

4年生の清家葵さんは、御堂筋ランウェイに出演するのが今回で3度目とのこと。彼女は演奏中にお客様の反応を感じながら楽しく演奏できたと振り返っています。また、山藤留奈さんは、直前の雨が晴れ渡った空に変わり、祝福されたような経験をしたと感動を語りました。

阪口真都さんは、4年生としての責任を感じながら、音楽表現に深く向き合うことの大切さを実感。彼女もまた、聴衆との一体感に心を打たれたと話しました。