エイトノット優勝
2025-10-29 14:50:28

エイトノット、東京都ピッチイベントで船の自動運転技術が優勝!

エイトノットが東京都のピッチイベントで優勝



大阪府堺市に本社を置く株式会社エイトノットが、2025年10月10日(金)に東京都が開催したピッチイベント『UPGRADE with TOKYO 第50回』で見事に優勝しました。このイベントは、東京都が提案する行政課題をスタートアップの革新的な技術やアイデアを用いて解決することを目的としています。今回のテーマは「海岸保全施設点検システムの構築」。

自律航行プラットフォームによる新しい提案



エイトノットのプレゼンテーションは「エイトノット AI CAPTAIN」という小型船舶向け自律航行プラットフォームを活用したもので、発災時における海岸保全施設の点検を実現するための具体的な提案が行われました。ポイントは、以下の3つです。
1. 操船の平準化:熟練した船長が不在でも自律運航が可能になり、迅速な対応が実現。
2. ライブ映像の共有:本部がリアルタイムで情報を把握でき、状況に応じた判断が可能。
3. 優先点検地点の登録:事前に設定したプログラムにより、発災時にもスムーズに点検作業が実施。

審査員からの高評価



審査員からは、災害時の不安を取り除くことを目的にした自動運転技術の意義が強調されました。特に、以下のような声がありました。
  • - 「人が集まらない災害時に、少人数での点検が可能になるのは非常に貴重。」
  • - 「船長の高齢化が進む中で、人手不足に対応する上で非常に有効。」

これにより、自律航行技術の将来的な可能性に対する期待が高まりました。

今後の展望



エイトノットは今後、東京都港湾局と連携し、提案内容の実現に向けた準備を進める予定です。自律航行技術を通じて自治体や企業との協業を拡大し、海洋分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。目指すのは、安全で効率的な海の利用が可能な社会の実現です。

エイトノットについて



株式会社エイトノットは、2021年に設立されたスタートアップで、小型船舶向けの自律航行技術を開発し、「海のDX」および「船舶のロボット化」を進めています。自律航行技術の実用化を通じて、乗組員へのサポートや船舶の安全性向上、運用コストの最適化を実現し、より身近な存在となることを目指しています。

高性能センサーとAIを用いた『エイトノット AI CAPTAIN』は、日本国内での導入を着実に進めており、2027年には北米市場への進出を計画しています。詳細は、こちらのリンクをご覧ください。

会社情報


  • - 会社名:株式会社エイトノット
  • - 設立:2021年3月8日
  • - 代表取締役:木村裕人
  • - 本社:大阪府堺市北区長曽根町130番地42
  • - ウェブサイトエイトノット公式サイト

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