岡山大学の挑戦
2025-01-13 23:39:20

岡山大学が語る未来の研究大学像とJ-PEAKSの挑戦について

岡山大学が描く未来の研究大学像



2024年12月17日に東京都で開催された文部科学省主催のシンポジウムにおいて、岡山大学の那須保友学長が基調講演を行いました。このシンポジウムは、「我が国の大学研究力強化に向けて~国際卓越研究大学制度が拓く研究大学の未来~」というテーマのもと、オンライン配信を併用して行われました。ここでは岡山大学の現行プロジェクト「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の取り組みが紹介されました。

那須学長は、「社会と大学の変革を実現させる」とのスローガンのもと、岡山大学が果たすべき役割について熱く語りました。彼は「組織・制度改革」をテーマに、大学が変わらなければ社会変革も実現しないとの強いメッセージを発しました。国内の大学間で競争が優先される一方で、共創の必要性を訴え、他大学・研究機関と協力することの重要性を説きました。

パネルディスカッションの内容



講演後にはパネルディスカッションが行われ、参加した3大学の学長たちがそれぞれの視点から研究大学の機能強化について意見を交換しました。「財源確保」「博士課程人材の育成」といったテーマが話し合われ、個々の大学だけではなく、大学群全体で研究力を向上させていく方針が確認されました。

このディスカッションを通じて、国際卓越研究大学制度とJ-PEAKSという二つの事業がどのように相互に連携し、研究大学の進化をサポートしていくかの道筋が見えてきました。特に、「競争」ではなく「共創」を基にした新たな活動が求められていることが強調されました。

シンポジウム後のネットワーキング



シンポジウムの後、参加者同士がランチを交えた意見交換の場も設けられ、那須学長が参加したこともあって盛況でした。岡山大学のJ-PEAKSプロジェクトを牽引するメンバーが一堂に会し、情報交流を深める貴重な機会となりました。これによって、さらなる連携へとつながる期待が高まりました。

結論としてのメッセージ



岡山大学は今後も地域とグローバルな問題を共創することで、研究大学としてのビジョンを達成していく所存です。那須学長が語ったように、他大学との「共にできることは共に」進めていく姿勢が私たちを未来へと導く鍵となります。また、この共創が日本の研究大学全体の高いレベルの向上にも貢献すると信じています。地域と社会の変革を促進する岡山大学の挑戦に、ぜひ今後もご注目ください。


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