新商品紹介！ノギスをスマートに持ち運べるホルダー『ノギスット』登場

ノギスを安全に持ち運ぶために誕生した『ノギスットNH-73』

大阪府東大阪市に本社を構える株式会社オーミヤが、2024年12月23日から発売を開始する『ノギスットNH-73』。これは、デジタルノギスやアナログノギスに対応した、初の専用持ち運びホルダーです。現場作業員の負担を軽減し、安心してノギスを持ち運べるように設計されています。

現場での不便さを解消するホルダーの誕生

一般的にノギスは作業台に置かれることが多いですが、実際には現場で頻繁に使用されるツールです。多くの作業員がズボンのポケットや工具バッグにノギスをそのまま入れたり、自作のホルダーを使用しています。しかし、これらの方法には多くのリスクが伴い、「ポケットが破れてしまった」「落として壊してしまった」という問題が頻発しています。

オーミヤでは、こうした現場の状況を見つめ直し、「計測機器を守りたい」という思いから『ノギスット』の開発に着手しました。このホルダーは、持ち運びやすさだけでなく、ノギスの保護機能も重視した、「ありそうでなかった」アイテムとなっています。

安全設計が施されたノギスホルダー

『ノギスットNH-73』は、ノギスをしっかりと保持できるようにデザインされています。厚さ約3.5㎜のPP製バックボードを使用し、ノギスの収納部分はスリムな設計です。また、くちばし部分には伸縮バンドが装着されており、立った姿勢やしゃがみ込んだ際にもノギスが落下する心配がありません。これにより、現場作業員が安心してノギスを使用できる環境が整います。

ワーキングサプライブランド「Plusone」

このホルダーは、オーミヤのワーキングサプライブランド「Plusone」の一環として製造されています。「Plusone」は2020年に設立され、現場作業の負担を軽減する商品を展開しています。特に、工場や建設業界での人手不足が深刻な中、こうした製品が求められているのです。

オーミヤは、自社の金属加工工場を持ち、現場仕事を実際に体験し、作業員の負担を軽減する商品開発に取り組んでいます。現場の不満や課題を解決することで、働く人々の満足度を向上させ、ひいては企業の競争力を高めることが目的です。