トヨクモのkintoneApp認証が100万人突破
トヨクモ株式会社は、サイボウズが展開する業務改善プラットフォーム「kintone」と連携する次世代型ユーザー管理機能「Toyokumo kintoneApp認証」が、累計100万人の利用者を達成したことを発表しました。この達成は、2025年3月に70万人を超えてからわずか8ヶ月という短期間でのことであり、kintoneを利用した社外との情報共有を行う企業の急速な広がりを示しています。
Toyokumo kintoneApp認証とは
「Toyokumo kintoneApp認証」は、トヨクモが提供するkintone連携サービスの一環で、ユーザーが作成したフォームやビューに安全にアクセスできる管理機能です。従来のパスワードによる認証を廃し、ユーザーごとの情報提供をスムーズに行うことが可能に。これにより、コストを削減し、効率的な情報共有が実現します。
このシステムを導入することで、従来は電話やメールで行っていた情報の共有をノーコードで簡単に行うことができ、業務効率化が図られます。
導入事例
実際に「Toyokumo kintoneApp認証」を導入した企業では、セキュリティを維持しつつ、簡単に情報共享を実現した事例が増加しています。たとえば、学校法人関西外国語大学では、年900時間の業務・印刷費削減を達成したことが報告されています。この成功事例は、教育業界においてもその有用性を証明しています。
また、株式会社SBI証券においても、契約書照会などの社内事務手続きが効率化され、現場のメンバーが直感的に利用できる業務システムの構築が実現しました。これらの事例は、「Toyokumo kintoneApp認証」がいかに多様なニーズに対応できるかを示しています。
トヨクモ社長のコメント
トヨクモの代表取締役社長、山本裕次は、「Toyokumo kintoneApp認証」の利用者数が100万人を超えたことについて、心からの感謝を表明しました。この利用者数は、多くの企業がkintoneを「社内効率化」の段階から、取引先や顧客を含む「社外DX」へと進化させていることを示す明確な指標だと捉えています。
山本社長は「私たちの目標はすべての人を非効率な業務から解放することです。Toyokumo kintoneApp認証はその安全な入り口に過ぎません」と述べ、今後も企業間、企業と顧客間のコミュニケーションの障壁を取り除き、生産性向上に貢献する意義を強調しました。
kintoneについて
「kintone」とは、41,000社以上の企業が利用する、サイボウズのノーコード・ローコードツールです。ITの専門知識がなくても、自社の業務に合わせたカスタムアプリを簡単に作成できます。また、日々の業務の変化に素早く対応できる点でも非常に重宝されています。主にデータベース、ワークフロー、コミュニケーション機能を集約しており、多様なビジネスシーンでの運用が可能です。
トヨクモの成長と今後の展望
トヨクモが提供するkintone連携サービスは、6つの主要なサービスを展開中で、これにより多くの企業に効率的な業務システムを提供しています。これからも、「非効率な業務から解放する」ための新たなサービスの開発に努めていく方針です。公式ウェブサイトではさらなる情報やリソースを提供しており、関心のある方はぜひ訪れてみてください。
まとめ
「Toyokumo kintoneApp認証」は、企業が情報を安全かつ効率的に管理し、シェアできる環境を提供しています。100万人という大きな節目をきっかけに、ますます多くの企業がこのサービスを採用し、業務改革を進めると期待されます。トヨクモの今後の展開にも大いに注目が集まります。