EO大阪講演会
2025-12-22 15:12:25

EO大阪が主催した講演会:企業の成長戦略と経営者のマインドセットとは

EO大阪が主催する「事業成長戦略と経営者マインドセット」講演会



2025年12月11日、大阪市内のBlooming Campで行われたEO大阪主催の講演会では、急成長を遂げている経営者たちが集い、企業の発展に必要な「経営者マインドセット」について語り合いました。この講演会の目的は、実体験を通じて参加者に新しい知見をもたらし、自社の方針を再評価する機会を提供することです。

現代の企業に求められる「尖り」とは



economyにおいて、約400万社もの企業が存在する日本。その中で成功し続けるためには、「尖り」、つまり特化した強みを持つことが不可欠です。株式会社ジンジブの代表である佐々木氏は、彼が率いる企業がどのようにユニークなアプローチで人材を獲得しているのかを語りました。たとえば、彼の会社が新卒採用を進める際には、社員が笑顔になるような方法を取り入れることで、応募者の心をつかんでいます。このような「尖り」の重要性は、他の登壇者たちにも共通して強調されていました。

経営者の内面が成長を左右する



講演会では、経営者にとって内省と覚悟がどれほど重要かについても議論されました。ジンジブによる理想的な人員構成比率(黄金比率)が紹介され、新卒採用が期待されるだけでなく、経営者自身の「元気」を取り戻す効果があることが明らかになりました。メンバーの入れ替わりはあるものの、スキルよりも「人間性」に重きを置いた採用方法が、チーム全体のストレスを軽減する可能性があるとも語られていました。

競争が激しい市場での勝ち筋



株式会社ミラタップの山根氏や株式会社リビングハウスの北村氏からは、縮小市場における成長戦略について刺激的な話が出ました。特に重要なのは「社長力」。これは創業初期からの中小企業にとって、差別化の最大の要素となります。山根氏はSNSやECなど、競合が手薄な領域に特化し、独自のデザイン戦略を機に急成長を遂げた事例を紹介。また、北村氏は「低価格だけの家具は嫌だ」というナショナルブランドに対するニッチ戦略をとり、コロナ禍でも積極出店を続けたことが成功の要因となっているとのことです。

組織の本質的な価値



最近の経済環境では、ビジネスモデル以上に人が重要だと、多くの経営者が考えるようになっています。特許では守れないようなビジネスモデルが増えている中、最終的に残るのはコアイメージと組織文化です。この観点から、EOのコミュニティ(Entrepreneurs' Organization)の価値が際立っています。他社と意見を交換する中で自分の経験や悩みを打ち明け、他者の成功事例を知ることで孤独感が軽減され、強い学びを得る場として機能しています。

経営者の覚悟



講演の締めくくりには、経営者が人生の残り日数を意識し、学びを続けていくべきだというメッセージが届けられました。上場の延期やピンチを経験した時も、自分の成長の糧とし、前向きに捉える姿勢が求められます。

EO大阪は、これからも意識の高い経営者たちが集い、共に学び合いながら成長できる環境を提供していくことでしょう。今後の活動にも大いに期待が寄せられます。

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EO Osaka(一般社団法人EO大阪)について


EO(Entrepreneurs' Organization)は、1987年に米国で設立され、年商1億円を超える企業の起業家が集まる世界最大のネットワークです。EO大阪は日本における2つ目の支部として2010年に発足し、約140名の先進的な起業家が集まり、相互に研鑽し合える場となっています。


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