大阪ガス、再生可能エネルギーの拡充へ！Sonnedix社とのメガソーラー事業に参画

大阪ガス、Sonnedix社のメガソーラー発電所に出資！

大阪ガス株式会社は、再生可能エネルギーの取り組みをさらに強化するために、世界的に名を馳せる再生可能エネルギー発電事業者であるSonnedix Power Holdings Limitedが保有する国内2カ所のFIT太陽光発電所に対し、それぞれの持分40%を取得したことを発表しました。この発電所から生成される電力は、大阪ガスが全量引き受けることになり、特に環境意識の高い消費者向けに再生可能エネルギー電力を供給する予定です。

本発電所の特徴と運用展望

本発電所の運用において発電された電気は、特定卸供給を経て、大阪ガスの商業体系に組み込まれます。また、固定価格買取制度（FIT）に認定された非化石証書を用いることで、環境配慮型の電力として市場に提供されることになります。この発電所への出資は、大阪ガスにとってSonnedix社が保有する発電所への6回目の出資となり、今後の再生可能エネルギー事業の成長を大いに期待させる内容です。

さらに、大阪ガスとSonnedix社は、併設型蓄電池の設置を検討しており、共同での発電所運営によって、さらなる価値向上を図る方針です。これにより、発電効率のアップや安定供給の実現が見込まれています。

カーボンニュートラルへの道のり

大阪ガスが参加するこのプロジェクトは、2050年までにカーボンニュートラルを目指すDaigasグループの一環として位置付けられています。2030年度までに再生可能エネルギーの普及貢献量を500万kWにまで引き上げることを目標にしており、今回の新たな発電所（約4万kW）の追加により、再エネ普及貢献量は約324万kWに達する見込みです。

未来の電力供給モデル

今後、大阪ガスはコーポレートPPA（Power Purchase Agreement）という新しい電力供給・調達モデルの活用も視野に入れています。この取り組みにより企業間での長期的かつ安定した電力供給が実現し、持続可能な社会の形成がさらに進むことでしょう。

大阪ガスの再生可能エネルギー事業は、環境への負荷を軽減しつつ、企業の社会的責任を果たす重要な活動となっています。さらなる普及拡大を通じて、低炭素社会の実現に向けた強力な一歩を踏み出したと言えるでしょう。以上が、今回の大阪ガスとSonnedix社の提携による新しい未来の展望です。