大阪・関西万博におけるキッチンカー「モビマル」の魅力発信プロジェクト
株式会社シンクロ・フードが運営する全国規模の移動販売プラットフォーム「モビマル」では、2025年に開催される大阪・関西万博にて、「食」を通じて地域の魅力を伝えるためのキッチンカープロジェクト「FOOD TRAVEL」を企画しています。このプロジェクトは、各自治体と連携し、地域特産の食材を使用したメニューを提供するものです。さらに、6月からは熊本県と大阪府守口市の特産物を取り入れた特別メニューが登場します。
FOOD TRAVELについて
「FOOD TRAVEL」は、キッチンカーを使い地域の食と観光を結びつける取り組みです。初夏の6月には、熊本県と守口市がそれぞれ独自の魅力を引き出すメニューを提供します。これまでの活動を通じて、モビマルは大阪府内のイベントでも食材を用いた料理を販売しており、今度はさらに多様な地域の味を紹介することになります。
熊本県からの特産メニュー
熊本県では、豊かな自然と風土が育んだ食材を活用したメニューを用意しており、ここでしか味わえない品々を提供します。具体的には、以下のものが予定されています。
- - 赤牛ローストビーフサンド: 肉質の良い赤牛を使用した贅沢なサンドイッチ。
- - 不知火みかんソーダ: 熊本の不知火みかんを使ったさっぱりとした炭酸飲料。
- - 天草塩レモンスカッシュ: 自然の塩を使った爽やかなレモンスカッシュ。これらの料理は、観光地へ足を運びたくなるような魅力を持っています。
大阪府守口市からの特産メニュー
大阪府の守口市では、新たに開発された地元の食文化を象徴する「守口巻き」が注目です。守口市は「京の守り口」として歴史的に栄えた街であり、そこから生まれたこの巻き寿司には、未来への希望が込められています。守口巻きには以下の種類があります。
- - 大阪産しらすと大葉の海苔巻き: 新鮮なしらすを使ったあっさりとした味付け。
- - 牛すき焼きの海苔巻き: こってりとした牛すき焼きを巻いた贅沢な一品。
- - 大阪産卵焼きと明太子の海苔巻き: とろける卵焼きとピリ辛の明太子が絶妙な組み合わせ。
- - シーチキンマヨの海苔巻: 子供から大人まで人気の味。
- - 梅かつおの海苔巻き: 梅の風味とカツオの旨味が絶妙に絡み合います。
これらのメニューは、公民連携により生まれた新たな地域の食文化を楽しむ絶好の機会です。
重要なイベント概要
「FOOD TRAVEL」は、2025年6月1日から6月30日まで開催され、会場はフードトラックエリア7にキッチンカー2台が出店します。営業は午前10時から午後7時まで行われ、地元の食材を使用した料理を楽しむことができます。加えて、トラックの側面には地域や食の魅力を紹介するタペストリーが掲示され、「味覚」と「視覚」の両方から楽しめる演出を考えています。使用する食器はリユース可能または堆肥化できる素材を用いて、持続可能性にも配慮されています。
今後の展望
「FOOD TRAVEL」は、7月以降も他の自治体と連携し、新たな地域の食材を通じて多様なメニューを楽しめるような取り組みを進めていきます。このプロジェクトは、万博終了後も「移動販売」と「地域創生」のモデルケースとして提案を続け、全国的に広がりを見せることでしょう。
モビマルの取り組み
「モビマル」は、全国最多の移動販売車を取り扱うプラットフォームで、地域密着型の飲食文化を創出すべく日々活動しています。さまざまな業種やイベント事業者と連携し、地域を盛り上げる力となっています。地域の新しい食と観光の魅力を感じることができるこの機会に、ぜひ足を運んでみてください。