ビリケンと田村駒
2025-12-05 13:52:27

特別展示「船場の田村駒とビリケンさん」が盛況のうちに終了!400名が来場した魅力の裏側

特別展示「船場の田村駒とビリケンさん」を振り返る



2025年10月25日(土)・26日(日)、田村駒株式会社は大阪本社ビルにて特別展示「船場の田村駒とビリケンさん」を開催しました。このイベントは、「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)2025」の一環として行われ、多くの来場者を迎えました。

約400名の来場者


お天気が曇り時々雨というあいにくの状況にもかかわらず、2日間で約400名もの方々がこの特別展示に訪れました。家族連れや歴史に興味がある方々、長年のイケフェス参加者たちが集まり、年齢を問わず多様な来場者が展示を楽しんでいる姿が見受けられました。

来場者からは、大阪本社ビルのエントランスのデザインや、館内のアーチ型階段についてお褒めの言葉を数多くいただき、展示の質の高さを実感しました。

展示内容の詳細


特別展示は「田村駒の建物の変遷を中心とした歴史ブース」と「ビリケンさんブース」の二部構成で行われました。まずは歴史ブースの紹介から。

1. 田村駒130年の歴史ブース


歴史ブースでは、田村駒の歩みを感じさせる貴重な資料が展示されました。創業初期をイメージした暖簾が通路を演出し、来場者を引き込む工夫がなされていました。暖簾をくぐると、建物の変遷や社名、意匠、さらには野球との関わりについての情報が並ぶタペストリーが目に飛び込んできます。

特に注目を集めたのが、通天閣の2代目ビリケンさんのモデルとなった1949年製作のビリケン像です。この特別な像は通常一般公開されていないため、来場者が直接見ることができる貴重な機会となりました。展示には過去に使用した籠やそろばん、さらには実際の意匠図案、田村駒製ウールモスリンの着物なども並び、来場者がリアルに歴史を感じることができました。

1960年代に発行されていたセールス冊子「タムラコマ」の展示も、多くの方の興味を引き、懐かしさに浸る姿が印象的でした。たくさんの方が熱心に資料を見入っている姿が見られました。

2. 大人気のビリケンさんブース


ビリケンさんブースでは、その愛らしさと背景に多くの関心が寄せられました。ビリケンさんの歴史や由来についてスタッフが説明する様子に、多くの方が耳を傾けていました。

さらに、「BILLIKEN CREATORS OSAKA」の活動を紹介するコーナーも設けられ、ビリケンさんがアートとしてどのように愛されているかが伺えました。特に、流政之氏が制作した「コマビリケン」をはじめ、1949年製作のビリケン像や、創業130周年を祝う「船場のビリケンさん」が展示され、来場者はお気に入りのビリケンさんとの写真撮影を楽しむ姿が見られました。

また、「ビリケンさんにお願い★」ブースでは、来場者が願い事を記入し、ビリケンさんのスタンプを押す参加型の企画が大好評で、午前中に用意したミニフィギュアが完売するほどの盛況ぶりでした。

今後の展望


田村駒株式会社では、引き続き地域貢献活動や、皆様に楽しんでいただける企画を展開していく予定です。次回の「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2025」もぜひ楽しみにしてください。

イベント詳細は以下の通りです。
  • - 名称: 生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪2025)
  • - 開催日: 2025年10月25日(土)・26日(日)
  • - 参加建物等: 199箇所(2025年8月20日時点)
  • - 参加費: 無料

本社情報や特別展示の詳細については、公式ホームページをぜひご覧ください。田村駒株式会社公式サイト


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