挑戦する大阪の老舗
2025-01-28 08:55:34

大阪の老舗が挑む!割れないグラスで世界市場を目指す

大阪の老舗が挑む!割れないグラスで世界市場を目指す



大阪府八尾市に本社を置く錦城護謨株式会社は、創業88年を迎え、家電業界でのゴム部品製造では国内シェアのトップを誇ります。特に、土木事業では2025年の大阪・関西万博で夢洲の地盤改良工事にも携わるなど、その技術力を生かしつつ、さらなる挑戦を続けています。2020年にはオリジナルブランド「KINJO JAPAN」を立ち上げ、割れないシリコーングラスシリーズを展開しています。

国際見本市「アンビエンテ」に出展


これまでの努力の集大成とも言える、2025年2月7日から11日までの5日間、ドイツ・フランクフルトで開催される国際消費財見本市「アンビエンテ」に出展することが決定しました。この見本市は、世界中のバイヤーが集結し、日本の高品質な製品を世界市場に提案するパートナーを見つける絶好の機会です。

特にドイツ国外からの来場者が全体の71%を占めることから、欧州市場における存在感を示す大きなチャンスでもあります。「アンビエンテ」は毎年、3,988社の出展者が集まる国際的なイベントで、日本企業にとっても貴重な商談の舞台です。錦城護謨は、耐久性とデザイン性を兼ね備えた割れないシリコーングラスを通じて、国際的な市場へ進出する計画を進めています。

割れない安心と美しさを兼ね備えた「シリコーングラス」


「KINJO JAPAN」のシリコーングラスは、高い透明度を保つだけでなく、ゴム特有の弾力性を損なわない希少なシリコーンゴム素材を使用しています。この素材はコストが高く、製造には高度な技術が求められます。また、シャープで際立つカッティングデザインが実現されており、鏡面のように磨き上げられた金型がその輝きと高いクオリティを支えています。

このグラスは電子レンジや冷凍庫での使用も可能で、日常使いのみならず、アウトドアシーンにも最適です。その美しさと機能性を兼ね備え、多くのシーンで活躍することが期待されています。

中小企業の挑戦と熱意


錦城護謨は、中小企業に共通する課題—限られたリソースとイノベーションへの投資に躊躇する—に直面しています。しかし、同社の社員は自己の技術力と熱意をもって新たな挑戦に立ち向かっています。少数の有志によるこの「割れないシリコーングラス」の開発は、錦城護謨が歩んできた成長の証とも言えます。

アンビエンテ 2025の概要


  • - 会期:2025年2月7日(水)〜2月11日(日)
  • - 開催都市:ドイツ・フランクフルト
  • - 出展ブース:Hall 3.1A81

企業情報の紹介


錦城護謨株式会社は、特定の業界においてその卓越した技術で人々の暮らしを支えています。2020年に立ち上げた自社ブランド「KINJO JAPAN」では、ゴムの可能性を広げる製品に加え、視覚障害者用の歩行誘導マットなど事業を展開。また、同社のブランドメッセージは『 '使う'に自由を.- Use It Your Way - 』とし、利用者に自由と安心を提供しています。

さらに、公式ウェブサイトやSNSを通じての情報発信にも力を入れており、消費者へと強いメッセージを届け続けています。今後、世界市場でのさらなる挑戦を続ける錦城護謨にご期待ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 錦城護謨 KINJO JAPAN 割れないグラス

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。