AMPTAKxCOLORSワンマンライブレポート
2026年3月20日、21日に神奈川・Kアリーナ横浜で行われた「AMPTAK海賊団xレインボーロード中88%」。今や2.5次元歌い手グループとして名を馳せるAMPTAKxCOLORSが、二日間で25,000人を動員し、満員のファンに囲まれた感動のワンマンライブを成功させました。本公演は、彼らが目指すさらなる高みと、観客との絆を深める特別な時間となりました。
ライブの開始を和らげるオープニング映像では、メンバーを乗せたロケットが宇宙空間でのトラブルに向き合う緊張感を演出。赤いライトの点滅やアラート音が響き渡る中、登場したのは、各メンバーのカラーを配した煌びやかなスパンコールジャケットをまとった6人。彼らの自己紹介ラップ曲「AMP-ATTACK!」が高らかに響き、観客の心をつかむと、すぐに会場は熱気に包まれました。
次のシーンへ移ると、メンバーがオペレーティングシステムの異常に立ち向かう様子が描かれ、まるでゲーム実況のように展開。その中、特に注目されたのは、歌とダンスにおける彼らの洗練された技術とエンターテインメント性。難易度の高い楽曲をサラリとこなし、観客を巻き込むパフォーマンスは、何度も驚かされる瞬間を提供します。
続いての曲「DOWN TOWN SWING」では、メンバーが拡声器を手にし、観客とのインタラクションを楽しむ様子が見られました。さらに「RAINBOWxPATROL」では、武者震いするような掛け声が響き、さらなる高まりをもたらしました。2日間を通じて、ほとんど休む間もなく続くパフォーマンスに、ファンたちも熱狂的に応じていました。彼らのエネルギーが観客にどれほど影響を与えたかを感じることができます。
しかし、メンバーを乗せたロケットは、まさかの無人島に不時着。映像と実際のパフォーマンスが重なり合い、観客に楽しさと笑いを提供し続けました。観客を最後まで引き込む工夫が見事に散りばめられた中、メンバーは華やかな海賊衣装に姿を変え、ライブ名物の初披露となる「Wild Side Sailing 88%」を見せつけました。この曲では、彼らが歌いあげることで次第に仲間意識が高まり、団結感が強まっているのを誰もが感じ取れる瞬間でした。
印象的だったのは、各メンバーの個性を生かしたソロパフォーマンス。事前にファンから寄せられたリクエストを元にした歌唱は、圧倒的な表現力で会場を魅了しました。特にまぜ太の「革命道中 - On The Way」や、あっとの「モエチャッカファイア」、ぷりっつの「ガーデン」など、各楽曲の魅力を引き出す瞬間が印象的でした。ファンたちからの温かい歓声が常に響き、まさに一体感を感じさせるものでした。
この日、各メンバーの心に宿る想いを語り、最後のアンコールでもファンへの感謝の念が伝わる瞬間も見逃せませんでした。特にちぐさくんが「未完成で未熟でもいいと思えるようになった」と語ったシーンは、観客の心にしっかり響き、多くのファンが感動して涙を流す場面も見られました。彼らは、不断に自らを磨き、進化し続けることに妥協しない姿勢を見せ、さらなる未来へ向かう意思を示しました。ライブの最後には、再度「AMP-ATTACK!」が繰り返され、強い意志が響き渡りました。
進化し続けるAMPTAKxCOLORSの姿に、多くのファンが心を掴まれ、彼らの魅力を再確認できた特別なワンマンライブとなったことは間違いありません。彼らが目指す次なるステージへ共に歩む喜びを感じさせられる、心温まるイベントでした。今後の彼らの活動に、ますます期待が高まります。
取材・文:杉江 優花
撮影:林晋介 / 原田圭介 / 東美樹