スコットランドゲーム
2025-04-23 18:20:35

大阪・関西万博で発信されるスコットランドのゲーム産業の魅力と未来

スコットランド・ゲーミング・ショーケースが大阪で開催!



2025年4月17日、スコットランド政府主催による「スコットランド・ゲーミング・ショーケース」が大阪・関西万博の英国パビリオンにて実施されました。本イベントは、万博期間中に行われる「Scotland Day」シリーズの第1弾であり、スコットランドのゲーム産業やクリエイティブ・テクノロジー、コンシューマー向け製品に特化した内容となっています。

スコットランドが持つ革新的なゲーム文化を知ってもらうと同時に、日本との強固なパートナーシップの構築を目指しての意義深いイベントです。この取り組みは、今後さらなる国際的な協力を促進するための第一歩となることでしょう。

イベントの概要と内容


当日は、スコットランド政府のビジネス担当大臣、リチャード・ロクヘッド氏の開会挨拶で幕を開け、日英両国のゲーム業界のリーダーたちが集うパネルディスカッションが行われました。

パネルセッション1:ゲーム業界のグローバルな連携

最初のセッションでは、スコットランド及び日本からのキーパーソンたちが登場し、ゲーム開発及び配信の最新情報や成長戦略について熱い議論が展開されました。
国を超えた業界の協力や、インディーから大手までさまざまなプレイヤーが共存するゲーム産業の未来像についての意見交換は聴衆からも高い関心を集めました。

登壇者には、4J Studiosの会長、クリス・ヴァン・ダル・カウル氏や、ルーディムス株式会社代表の佐藤翔氏など、豪華な面々が参加しています。

パネルセッション2:ゲーム教育の未来

次のセッションでは、ゲーム教育に焦点が当てられ、スコotlandと日本の連携を如何に深めていけるかについて取り組みが話し合われました。

多様な立場から、教育機関や業界での意見を交換し、次世代育成の取り組みや国際協力の可能性が探求されました。登壇者には、Yaldi Gamesの創業者、エレナ・ホーゲ氏や、バンダイナムコのCTO、ジュリアン・マーセロン氏など、教育現場に関わる各界の専門家が参加しました。

午後のショーケース


午後には、スコットランドのゲーム企業によるショーケースが行われ、実際に最新ゲームプロジェクトを体験した来場者は、その刺激的な技術や開発のアプローチを間近に見ることができました。
4J StudiosやKeelWorksをはじめとする参加企業からは、没入型体験や教育ゲーム、AI音声生成技術など、多様なテーマに基づくプロジェクトが披露されました。

イブニング・レセプション


そして最後は、スコットランド産の食品や飲料を楽しむイブニング・レセプションが開催され、スコッチウイスキーや高級サーモンなどが出品されました。スコットランドの消費財はその品質の高さが世界中で評価されており、スコットランドの文化を体感する場となりました。

スコットランドのゲーム産業とは


1980年代以来、スコットランドは世界のゲーム業界で革新の先駆者として名を馳せてきました。「グランド・セフト・オート」や「レミングス」といった有名タイトルが生まれた背景には、活気に満ちたエコシステムがあります。今なお315社のゲーム企業が153人以上のクリエイターと共に、次世代育成や経済成長の重要産業としてイノベーションを推し進めているのです。

これらの取り組みを通じて、スコットランドと日本のさらなる交流が進むことが期待されています。万博では、時間を絞ったセッションを通じ、日本側の企業や投資家に向けて新たなビジネスチャンスを提示し、両国のビジネスがさらに拡大する道を模索しています。今後、6月26日、9月18日に予定されている「Scotland Day」第2回、第3回イベントにも注目です。


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