不朽の名作ミュージカル『病的船団』が再演へ
今年度の閉館を迎える伊丹市立演劇ホール(AI・HALL)で、名作ミュージカル『病的船団』が約2年ぶりに再演されることが決定しました。この作品は、過去の心の傷を抱えた主人公カッケルや、個性豊かな他の患者たちが共同生活を送りながら成長していく様子を描いた、深く感動的な物語です。
プロデュース・演出を務める鈴木洋平氏
プロデューサーであり演出を手掛ける鈴木洋平氏は、「病的船団」が自らにとって特別な作品だと語ります。閉館を迎えるAI・HALLでの最終興行として、この名作を選んだ鈴木氏の思いが詰まった公演になるでしょう。
物語の背景
物語は、カッケルという主人公が特異な性格を持つ患者たちとともに、社会から隔離された船での共同生活を描いています。彼らは、さまざまな過去を持ち、互いに理解し合うことが難しい。それでも、カッケルは少女ポプリとの出会いを通じて、少しずつ心を開いていくのです。外界から遮断された環境で、彼らは新しい気持ちを少しずつ育んでいきます。
しかし、船上では軋轢や諍いも続き、カッケルの心情は嵐に揺さぶられていきます。果たして、この船上生活から何を学び、彼らがどのような結末を迎えるのか。その行く末に注目が集まります。
キャストと公演情報
豪華なキャスト陣が揃っています。Aキャストには三原悠里、佐月愛果、為房大輔、真凜、今森愛夏が出演。一方、Bキャストには上松咲和、奏森れな、今村健太郎、麗良、谷崎こころが登場します。全キャストが舞台に魂をこめ、一糸乱れぬパフォーマンスが繰り広げられます。
公演は2025年の10月3日から5日にかけて全5ステージにわたり行われます。関心がある方は、ぜひ早めにチケットを手に入れてください。
チケット情報
チケットはS席6800円、A席5300円、特別席10000円(パンフレット付き)と、リーズナブルな価格で設定されています。また、限定20席の伊丹割もあり、5000円で観劇できます。公演詳細やチケット購入は
こちらから。
観客の声
前回公演のお客さまからは、舞台装置や音響、脚本に対する高評価の声が多数寄せられています。「物語に没入した」「心の動きが美しい」「人との関わりの意味を考えさせられた」との感想が多く、作品の深い内容が多くの人々の共感を呼び起こしていることが伝わります。
『病的船団』は、単なるエンターテインメントとしてだけではなく、観客にとって心の中の何か大切なものを考えさせる作品です。だからこそ、ぜひこの機会にAI・HALLを訪れ、未体験の感動を味わってください。
まとめ
伊丹市立演劇ホール(AI・HALL)での再演が発表されたミュージカル『病的船団』。不朽の名作があなたを待っています。心の底から感じることのできる、この特別な瞬間をお見逃しなく!