株式会社ビーツがクラウド型サイネージ「クラモニ」を全面リニューアル

クラウド型デジタルサイネージ「クラモニ」が進化

株式会社ビーツが展開するクラウド型デジタルサイネージ「クラモニ」がフルリニューアルされました。このサービスは2019年に提供を開始して以来、2025年3月時点で約200社、8,500台の導入が進み、くら寿司やタワーレコード、デジタル庁など、様々な業種で活用されています。

リニューアルの目的と背景

近年、デジタルサイネージが小規模な店舗やオフィス、ショールームなど幅広い業態に拡大し、特にクラウド型システムのニーズが急増しています。これにより、情報発信のスピードや業務の効率化が求められる時代となっています。この流れを受け、ビーツはより使いやすく、効果的な運用を実現するべく「クラモニ」を刷新しました。

リニューアルの主なポイント

1. WEBベースの配信プラットフォーム
従来の画像や動画ファイルの再生に加え、HTMLコンテンツとして多様なファイル形式に対応。これによりリアルタイムでの情報更新が可能になり、複数の拠点を効率的に管理できるようになりました。

2. 操作性の向上
新たにデザインされた管理画面は直感的に使えるように改良され、スケジュール設定や情報更新も簡潔に行えるようになりました。これにより日々の運用負担が大幅に軽減されます。

3. 拡張性の強化
4K表示やマルチディスプレイ対応が可能となり、さらに“UGCクラモニ”の開発が進行中です。この機能により、ECサイトやSNS上のレビューがリアルタイムで表示され、訪れる顧客に新たな体験を提供します。また、CRM機能の実装も視野に入れています。

未来への展望

ビーツは「クラモニ」を通じてリテール領域における顧客体験の向上を目指しています。これまでの情報発信の枠を超え、購買を促進するプラットフォームとして進化し、店舗運営の価値を高める機能開発に注力していきます。

ビーツの代表取締役社長、柏木又浩氏は、「クラモニが今後、店舗の価値向上に寄与することを確信しています」と述べています。情報発信だけでなく、顧客の購買行動へも影響を与える存在としての成長を目指し、リテール業界の未来を切り開く役割を果たしていくでしょう。