世界的名手の共演!ケヴィン・ケナー&山辺絵理 ピアノデュオリサイタル
2025年3月、横浜みなとみらいホールにて、国際的に名を馳せるピアニスト、ケヴィン・ケナーと彼の教え子である山辺絵理によるピアノデュオリサイタルが開催されます。これは、ショパン国際ピアノコンクールの最高位受賞者であり、2025年の審査員を務めるケナーにとって、実に5年ぶりの日本公演です。
師弟の特別な再会
ケヴィン・ケナーと山辺絵理は、20年の時を経てデュオとして共演します。ケナーは1990年にショパン国際ピアノコンクールで最高位を受賞し、その後は英国王立音楽大学で教授を務めました。そして、そこで出会った日本人学生が山辺絵理です。彼女は13歳で海外デビュー、14歳で東京でソロリサイタルを成功させ、その後も国際的な舞台で活躍しています。彼らのデュオは、まさに長い年月を経て実現した感動的な瞬間といえるでしょう。
デュオならではの音色の魅力
今回のリサイタルでは、ショパンとブラームスの名曲を中心に演奏予定です。ソロ演奏とは異なる、2台のピアノを使用したデュオならではの豊かな響きを体感できます。彼らが奏でる音楽は、まるで互いの感性が共鳴し合う瞬間のようです。特にショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」やブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」など、印象的な楽曲を演奏します。
演奏曲目のご紹介
- - ショパン/「ドン・ジョバンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 Op.2
- - ショパン/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
- - ショパン/舟歌 Op.60(ソロ:ケヴィン・ケナー)
- - ブラームス/5つのワルツ Op.39
- - ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
- - ショスタコーヴィチ/2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
これらの楽曲が、彼らの個性豊かな演奏によりどのように生まれ変わるのか、聴衆にとっても楽しみの一つです。
待望の日本公演
ケヴィン・ケナーの日本での公演は非常に待ち望まれており、彼は1977年に横浜市の招待国際ピアノ演奏会で演奏して以来、さまざまな地域で演奏を重ねてきました。しかし、特に近年は日本での公演機会が減っていたため、今回のデュオリサイタルは非常に貴重なものとなります。ピアノデュオの新たな魅力を発見したい方々にも、ぜひ足を運んでいただきたいイベントです。
チケット情報
- - 日時:2025年3月17日(月) 18:00開場/18:30開演
- - 場所:横浜みなとみらいホール小ホール
- - チケット料金:S席 8,000円、A席 6,000円(全席指定)
- - チケット購入:チケットぴあ、イープラス
この特別なコンサートを通じて、ケヴィン・ケナーと山辺絵理が生み出す音楽の魅力を体感し、一緒に素晴らしい時間を過ごしましょう!