宮川純の10周年記念デラックス・エディション
2025年、鍵盤楽器のマルチ奏者である宮川純が、彼の代表作「The Way」の10周年を祝い、デラックス・エディションをリリースすることが発表されました。この作品は、2015年に登場し、日本のジャズシーンを牽引する重要なアルバムとして多くのリスナーに愛されています。新たに追加される楽曲にはファン待望のボーナストラックが含まれており、音楽の楽しみが一層広がります。
現在の音楽シーンで、宮川純はKIRINJIやKING GNU、米津玄師といったアーティストのサポートを務めるなど、ますます注目を集めています。彼が3rdアルバム「The Way」をリリースしてから10年という節目を迎え、当時の楽曲に新たな息吹を吹き込むチャンスが巡ってきました。特に注目すべきは、新規ボーナストラックとして収録される3曲です。
デラックス・エディションの魅力
今回のデラックス・エディションには、以下の3曲が新たに収録されます。
- - No Title(デジタルでの新規ボーナストラック、CDにはシークレット・トラックとして収録済)
- - Collage(新規ボーナストラック)
- - In The Flame(新規ボーナストラック)
これにより、既存のファンのみならず新しいリスナーにも、宮川の音楽を改めて楽しむ機会が与えられています。特に、Apple Digital Masterにも対応しているため、Apple MusicやiTunesを通じて聴くユーザーには、より高音質での再生が楽しめます。
アルバムの曲目リスト
1. Introduction
2. The Way
3. JB's Poem
4. Pulse
5. The Water Is Wide
6. Automata
7. Glossy
8. The Gold Bug
9. Just A Moment
10. No Title*(デジタル限定の新規ボーナストラック)
11. Collage(新規ボーナストラック)
12. In The Flame(新規ボーナストラック)
このアルバムは、宮川がピアノやFender Rhodes、Wurlitzerなど多様な鍵盤楽器を駆使して創り上げた作品で、彼の多彩な才能が伺えます。参加メンバーも豪華で、荻原亮(ギター)、坂崎拓也(ベース)、石若駿(ドラム)、黒田卓也(トランペット)らが名を連ねています。録音は2014年に行われ、音質やアレンジ力においても非常に高い完成度が保たれています。
コンサートとのつながり
最近では、宮川がtiny desk concerts JAPANに出演する姿も見受けられ、これまでの活動の集大成とも言えるアルバムを引っ提げて全国各地でライブを行う予定です。新しい楽曲がアルバムに加わった今、ライブパフォーマンスでの進化も期待できるでしょう。
10周年を迎える「The Way」は、ただの再発ではなく、再評価されるべき音楽作品です。宮川純がこれからどのような音楽を生み出していくのか、ぜひその目で聴いて、体験してみてください。ファンにとっても、新たな発見に満ちたプレゼントとして、このデラックス版は必聴です。音楽とともに、彼の次なるステージも見逃せません!