こどもホスピス芸術学校
2025-10-23 08:52:53

病児支援の新たな試み!こどもホスピス芸術学校のご紹介

病児支援の新たな試み!こどもホスピス芸術学校のご紹介



病気や治療のために日常生活が難しい子どもたちが、笑顔で楽しい時間を過ごせるようにと創設された「みんなの芸術学校~こどもホスピス芸術学校」。この活動は、認定NPO法人あっちこっちによって2021年に始まりました。本校では、芸術を通じて不安や孤独を少しでも和らげ、心豊かな体験を子どもたちに提供することを目指しています。

みんなの芸術学校とは



病気のために入院や通院を余儀なくされる子どもたちが「やってみたい」「叶えたい」と思うことを、個々の希望に合わせて音楽、美術、ダンスなど様々な芸術活動として楽しむことができます。プロのアーティストたちが直接指導し、子どもたちと共に時間を過ごすことで、ただの授業ではない特別な体験を提案します。アートの体験は、病気という制約を少しでも超え、彼らに新たな発見と喜びをもたらすのです。

事業内容と授業形態



この芸術学校では、病児を対象に音楽、美術、ダンスの授業を提供しています。授業の形式は大きく分けて「個別授業」と「合同授業」の2種類があります。

個別授業



子ども一人ひとりの体調やリクエストに合わせて、約1時間の個別授業が行われます。ご家族や友人と一緒に楽しめるこの時間は、参加者にとって特別な瞬間です。例えば、音楽の授業ではお誕生日のお祝いとして、ピアニストが楽しく演奏し、家族全員で歌うことができる場面もあります。わずかな時間ですが、その幸せな時間は思い出として心に刻まれます。

合同授業



約40分の合同授業では、同じ病院に通う子どもたちが集まり、音楽のコンサートやアートワークショップを取り組む機会が設けられます。参加者たちは、観賞に留まらず、アート表現を実際に体験し、仲間と共に楽しむことができる喜びを感じます。

芸術体験の実績



この学校では、数多くの成功事例があります。例えば、美術の授業では、子どもたちが粘土を扱い、自由な発想で創作を楽しむ姿が見受けられ、完成した作品は目を引くカラフルなものばかりです。また、ダンスの合同授業では、体の動きが楽器の音に合わせて踊り、笑顔があふれる瞬間がたくさん創出されています。

オンライン授業の導入



病院に通えない子どもたちのためには、オンライン授業も用意されており、自宅でも芸術に触れられる機会が提供されています。リモートでの授業でも、アーティストと共に楽しい時間を過ごし、一緒に成長することができます。

グリーフカフェ



特に心に残る取り組みの一つは、グリーフカフェです。このイベントでは、天国に大切なお子さんを送り葬った家族が集まり、共有の時間を過ごしながらコンサートが行われます。アーティストが参加者のリクエストに応じて演奏を行い、心のケアやつながりを生む場となります。

参加者の声と活動の展望



実際に参加した子どもたちやその家族は、「また参加したい!」という声を多く寄せています。芸術活動を通じて、子どもたちの心が開き、日々の生活では味わえないような喜びを体験する様子は、私たちにとっても大きな励みです。

これからも、病気のために普通の生活ができない子どもたちに、芸術を通じて心が開く瞬間をたくさん届けたいと考えています。そして、支援してくれる皆さまの温かいご協力が、この活動を継続する力になります。心よりご支援をお願い申し上げます。あなたの支援が、新たな笑顔をもって子どもたちと出会う架け橋となるのです。

ご支援の詳細については、以下の情報をご確認ください。

お問い合わせ




あなたの温かい支援が必要です。共に子どもたちに希望を届ける活動を広めていきましょう。


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